2023年3月の配当金収入を公開。その他、投資トピックスを振り返ります。
配当金収入
2023年3月の配当金収入は合計約18,521円(米国株は現地課税後、為替レートは本日のレートで換算)であった。
内訳は以下の通り。
昨年3月は9,830円だったから、前年比188%の大幅伸長。月間配当金としても過去最高記録更新だ。
多くの割合を占めているのは大幅増配となったJT。しかもNISAで保有しているから課税されることなく、配当金を丸々ゲットできた。今や高配当銘柄として大人気のJTだが、2021年2月の減配発表時には2,000円を割り込んで散々な言われようだった。良い銘柄を安く買うには逆張りセンスが求められると思う。
私にとっては一度限りの株主優待となってしまったけれど、カップラーメンセットまでもらえるのだからスゴイ。
3か月ごとの配当発表でTwitter界隈が騒がしくなるSPYDについては今回は前年比40%となる大減配。買い増ししているのに配当金が前年割れとは少し残念だが、今後に期待したい。
その他、国内銘柄では昨年新たに購入した総合化学メーカーのDICから。米国株では、製薬大手のファイザー(PFE)、半導体関連のインテル(INTC)、軍需銘柄のロッキードマーチン(LMT)、ITサービスのIBM(IBM)からそれぞれ配当金をいただいている。
インテルが大幅減配となってしまったのは残念。株価も低調に推移している。でも、ひょっとしたらこういう時こそ、買い時なのかもしれない。
原油関連銘柄のBP(BP)、食品銘柄のクラフトハインツ(KHC)は本来3月配当銘柄だが、入金タイミングがズレこんだため、4月入金として管理する。
投資トピックス
3月前半は全般的に好調だった株式相場だが、3月10日のシリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻に始まった「SVBショック」は市場に大きな影響を与えた。
そんな中、私としては権利確定前の買い場としてのチャンスと捉え、以下の銘柄を立て続けに購入した。
- JFEホールディングス 100株(2023年3月15日)
- 日本郵船 1株(2023年3月15日)
- SPYD 5株(2023年3月16日)
- AT&T(T)1株(2023年3月24日)
国内銘柄については購入後に相場全体がさらに下落したため、購入のタイミングとしてベストとは言えなかった。
一方、米国株は購入後すぐに回復したため、良いタイミングで仕込むことができたと思う。
SVBショック自体は今のところ落ち着いてきていて、結果として大損はしていない。3月末権利は取れたわけだし、トータルで見れば悪くない買い物だったと評価している。
株主優待品
DIC
DIC株式会社から100株保有の株主優待品として、「DIC川村記念美術館 入館券付絵葉書2枚(4名分)」「ロコモリッチ 180粒」「スピルリナ 140粒」を頂いた。金額価値は以下の通りで意外とサプリメントが高額。効き目はどうだろうか。
- 機能性表示食品「ロコモリッチ」(180粒入り)希望小売価格4,600円(税込)
- 栄養補助食品「スピルリナ NEXT」(140粒入り)希望小売価格1,620円(税込)
- 美術券入館料 一般1,800円*4名分=7,200円(葉書1枚につき2名まで入場可能)
三菱総研(隠れ優待)
株式会社三菱総合研究所は一株保有だが、株主アンケートのお礼品として同社発行の書籍を頂いた。これは企業の正式なIRとしては公開されていないため”隠れ優待”だが、株式投資の楽しみの一つでもある。じっくり読んでみよう。
2023年4月に向けて
新年度が始まり、日銀新総裁も2023年4月9日付で正式に任命された。今後の金融政策はどのように変化してゆくのだろうか。直近で金融株が再び買われ始めていることから、関係者は金利が少しずつ上がっていく未来を予想しているのかもしれない。
米国はどうだろうか。SVBショックは終わったのだろうか。それとももう一波乱あるのか。オワコン呼ばわりされていたNASDAQ銘柄がだんだんと復活してきている。私個人で言えば、メタの含み損解消も、まもなくといったところ。
暖かくなってきたし、株主優待券で美術館・博物館巡りをしつつ、6月の株主総会シーズンまでは様子を見ようかと思っている。