1円も損したくないドケチサラリーマンの投資ブログ

初めての投資では銀行で投資信託を購入し、びっくりするほど大損。FIREなんて大きな目標はない。もう1円も損したくないのだ。

みずほFGを売却し、利益確定した話

 

 

好決算で騰がったタイミングで利確

2023年11月13日、みずほFGは大引け後に2024年3月期の第2四半期累計(2023年4~9月)連結決算を発表。

www.nikkei.com


この内容が良かった。通期予想を上方修正。増配も発表された結果、翌日の11月14日には寄り付きから好感買いが増加した。


かねてより、みずほFGの売り時を探っていた私としては、ここが一つの売り時と見て売却。利益確定した。

 

■みずほFG保有実績サマリ

購入金額:16,050円(2019/05/20)

売却金額:25,360円(2023/11/14)

⇒売却益:9,310円

保有期間中に得た配当金の総額:3,150円

 

コロナショックを乗り越え・・・後述の株式併合をも乗り越え・・・

我ながらよくここまで我慢して保有できたと思う。

 

ちなみに、NISAというのは上記の売却益と配当金について、非課税になるという意味である。NISA口座で買えば何でも儲かるわけではないので要注意だ。

 

 

売却の理由

みずほFG 売買の記録

私の投資の基本方針はバイ&ホールドで、買ったら基本売らず、中長期で配当金を増やす方針だ。

それでは今回なぜ売却したのか。


2019年NISA枠での保有銘柄

みずほFGは私が株式投資を始めて最初に購入した銘柄である。購入したのは2019年。当時、1株160.5円で100株購入した。単価が安かったため、少ない資金で単位株を購入できたのが魅力だった。感覚としては現在のNTT株に近い。

 

現行NISAは売却益と配当金に関する非課税期間が5年と定められているため、2019年購入銘柄は2023年で非課税期間が終了してしまう。このまま保有すると自動的に特定口座に移管されるが、移管されてから売却すると課税されてしまう。そのため、プラス域で推移している間に売却するタイミングを探っていたのだ。

 


株式併合により端株となってしまっていた

みずほFGは2020年10月1日に株式併合を発表。私が買った100株は10株となり、せっかく単位株で投資したのに端株となってしまった。

www.mizuho-fg.co.jp

 

単位株であれば株主総会に出席できるが、端株では出席できない。また、売却しようにも著しく不便である。

 

私がメインで利用しているのは楽天証券だが、2023年4月17日にかぶミニ(単位未満株)の取り扱いが始まるまでは、端株はリアルタイムで売却することもできなかった。

 

今回、端株となった10株を売却したが、端株取引では指値ができず成行になってしまう上、0.22%のスプレッドがガッポリ乗せられていて、なんだか損な気分。

 

最初から端株と割り切って始めたのなら良いけれど、単位株を購入したのに会社都合の株式併合によって端株化してしまったのは非常に残念。

 

売却完了した今でもこの銘柄は心象が悪い。

 


メガバンク3行で比較した際の格の違い

日本のメガバンク3行といえば、赤(MUFG)、青(みずほFG)、緑(三井住友FG)である。

 

2019年に株式投資を始めた際は不勉強で、これら3行の企業分析をしっかりと行っていなかった。今も完全に分析できているわけではないけれど、少なくともこの3行が並列の存在ではないことは理解している。

 

時価総額、売上高から単純に見ても、赤>緑>>>青くらいの感じで、上位2行と青の間にはかなりの差があるのが事実だ。私は赤(MUFG)も100株だけ保有しているけれど、赤と青は完全に格が違うのだ。

もし、メガバンクに投資するなら赤か緑が良いと考えている。

 

 

 

売却したキャッシュで何を買うか

今回、みずほFGを売却したことで、キャッシュが入ってきた。このキャッシュで何を買うか。

時期的には来年から始まる新NISAになるだろう。

 

資金を追加して赤や緑を買っちゃう?

いえ、メガバンクには投資しない予定です。
全く異なる業界に投資しますよ!お楽しみに!