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三菱商事の株主優待券で静嘉堂文庫美術館を見学

 

 


2023年1月3日。三菱商事株主優待券で静嘉堂文庫美術館を見学した。

2023年1月2日から新年にふさわしい展示会「初春を祝う ―七福うさぎがやってくる!」が開催されており、中学生、高校生の子供たちも連れて、家族4人全員で訪れた。

 

 

静嘉堂文庫美術館について

場所は東京・丸の内にある明治生命館

皇居の目の前で、東京駅や大手町駅から徒歩圏内でアクセスしやすい。明治生命館自体が国の重要文化財に指定されている重厚な建築物である。

www.seikado.or.jp

 

 

静嘉堂とは

静嘉堂は、岩﨑彌之助(1851~1908 彌太郎の弟、三菱第二代社長)と岩﨑小彌太(1879~1945 三菱第四代社長)の父子二代によって創設・拡充され、現在、国宝7件、重要文化財84件を含む、およそ20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と6,500件の東洋古美術品を収蔵しています。
静嘉堂」の名称は中国の古典『詩経』の大雅、既酔編の「籩豆静嘉へんとうせいか」の句から採った彌之助の堂号で、祖先の霊前への供物が美しく整うという意味です。

 

 

株主優待券で入場無料

これが美術館の入口。格調高く、テンション上がりますね!

静嘉堂文庫美術館の入館料は以下の通り。

一般:1,500円
大学・専門学校・高校生:1,000円
中学生以下:無料

 

中学生以下は無料だとしても、大人2名+高校生1名で本来4,000円のところ株主優待券で無料に。これは大きい!

三菱商事1株分の投資額をほぼ回収できてしまったのではないか。

 

 

建物自体がゴージャスで美しい

各展示室への入口となっている「ホワイエ」の雰囲気

2022年10月1日に新規オープンした施設ということもあり、施設自体とてもキレイでゴージャスな雰囲気。魅力的な展示内容をさらに引き立てていた。

展示室は全面撮影禁止。撮影可能エリアは各展示室への入り口となる「ホワイエ」のみだ。

 


顧客層はシニア層中心。でも、若者にも鑑賞してほしい!

唯一撮影可能エリアにあった江戸時代の有田焼。美しい。

天皇陛下がご視察されたことや、TV番組で取り上げられたこともあり、昨年末は大変な混雑だったようだ。このことから開館時間の10時に合わせて訪れたが、既に入場待ちの列ができていた。

 

東京・丸の内という立地面や展覧会の内容から、顧客層はシニア層中心。しかし、ぜひ若者にも鑑賞してほしい。展示内容はどれも超一流の美術品ばかり。中学生と高校生の子供たちを連れて行ったのは、何か感ずるものがあればよいと思ったからだ。

 

美術館の一番の目玉は国宝に指定されている曜変天目茶碗だ。

ja.wikipedia.org

特に静嘉堂文庫蔵の曜変天目茶碗は「稲葉天目」の通称で知られ、現存する曜変天目茶碗の中でも、最高の品とされている。常に展示されているわけではないから、特設展で出展されている場合は必見だ。それ以外にも横山大観日本画等、貴重な美術品の数々は見ていて飽きない。”ホンモノ”を見る機会は重要である。

 


まとめ

今回は年始で比較的人が少ない日の朝イチで訪れたこともあり、目玉展示の陽変天目をじっくり鑑賞することができた。

展示内容や施設全体の雰囲気を含め、株主優待券でなくても1,500円支払って鑑賞する価値は十分にあると感じた。

皆さまも一度、訪れてみてはいかがでしょうか。