メルセデスベンツのインポーターラベル
メルセデスベンツジャパンの正規輸入車にはインポーターラベルが貼付けされている。
貼付け場所は主にリアウィンドウであり、正規輸入車の証でもある。
ステッカーの劣化が気になる
私のベンツは2015年式の中古車なので、輸入されてからおよそ7年ほど経過したことになる。
最近、ステッカーの劣化が気になってきた。
ボロボロになってきており、せっかくのデザインが判別できなくなりそうだ。
このようなステッカー類について、ほとんどの方は気にならないと思うが、私は結構気にする方だ。
メルセデスベンツに憧れて購入したこともあり、このようなステッカー一つとっても、
貼るからには美しい状態を保っておきたい。それができないのであればいっそのこと剝がしてしまった方が良いという考えだ。ボロボロのステッカーが貼られた状態はなんだか気持ちが悪いのだ。
誰のサイン?
サインとメルセデスベンツのロゴマークで構成されたシンプルなデザイン。私個人的には好きなデザインである。
ところで、誰のサインなのだろうか。
これは1890年にダイムラー社を設立した自動車技術者「ゴットリープ・ダイムラー」のものだ。
ダイムラー社はその後の1926年に、カール・ベンツが設立したベンツ社と合併。自動車のブランド名を「メルセデス・ベンツ」に統一した。
これが現在のメルセデス・ベンツブランドの成り立ちである。
詳しくは以下のサイトもご覧ください。
購入した街の自動車店では手配NG。正規販売店へ問い合わせ。
私のメルセデスベンツは街の輸入車専門店でオークション代行をお願いしたクルマだ。
クルマ自体はとても状態の良いもので、購入から約5年間。故障無しで運用できている。まずは購入したお店にこのラベルについて確認してみたが、手配できないとのこと。
そこで、普段はあまり行かないのだが、正規販売店であるヤナセに行って聞いてみた。すると、このステッカーについて正式名称はインポーターラベルと言い、その貼替対応は有料(550円)で対応可能とのこと。
但し、2つほど条件があった。
- すぐには対応できない。車検証のコピーをもとに手配することになり、納品まで時間を要する。
- 現在、私のクルマに貼付けてあるラベルは古いデザインであり、現行のラベルへの貼替となる。
まず、一つ目の条件については正規輸入車の証明となっていることから、車台番号の照合が必要とのこと。このことから、ステッカーのみの単品納品も不可。必ず貼替作業までセットでの対応となる。
続いてラベルデザインの変更。
私のクルマのステッカーは青地のデザインだったが、ヤナセに展示してある現行の車種には黒地のデザインに変更となっている。これについては、ゴットリープ・ダイムラーのサイン自体は変わらないので問題ない。
2つの条件を了承し、手配していただく。1週間ほどで新たなインポーターラベルの入荷連絡が入った。
貼替作業はヤナセで実施
貼替作業はヤナセで実施頂いた。
その際、ついでにお願いしたのが不要なステッカー類は剝がしてスッキリさせること。
不要なステッカーとして剥がしていただいたのはまずこれ。
「燃費基準達成車」と「低排出ガス車」。
ステッカーデザインが外車に合わない。そもそも、ハイオクでリッター10キロ切るようなクルマのどこが省エネなのか。外車に乗ろうというのにエコ云々など気にしてはいけない。
あとはこの「RaderSafety」ステッカー。
今でこそ自動車各社多くの車種において実装されるようになったレーダー技術。車線変更時にアラームを上げたり、高度なオートクルーズだったり。本当に便利な世の中になった。
2015年頃はレーダーセーフティパッケージはまだオプション扱いで、しかも結構高額だった。オプション扱いだった故に、RaderSafety機能自体が一種のステータスであり、わざわざステッカーで主張していたということ。
ところが今やメルセデスベンツではRaderSafety機能は当たり前である。展示されている新車にもこのステッカーは貼り付けていないとのことだったので、思い切って剥がしてしまうことにした。
RaderSafety機能をステッカーで自慢する時代は、いつしか終わっていた。
このステッカーも欲しい場合、追加で550円支払うことで手配できるようですよ。
不要なステッカーは剥がしてスッキリ
前述の不要なステッカーは剥がしていただき、新たに手配したインポーターラベルのみ貼付けていただいた。
リアウィンドウがスッキリして満足。
家族からは「ハッキリ言ってどうでもいい」と評されており、完全に自己満足の世界だが、普段使いする道具の見た目をきれいに整えておくことは結構重要ではないだろうか。
かなりニッチな記事になってしまったが、ご参考になれば幸いです。