1円も損したくないドケチサラリーマンの投資ブログ

初めての投資では銀行で投資信託を購入し、びっくりするほど大損。FIREなんて大きな目標はない。もう1円も損したくないのだ。

2023年10月の配当金は21.87ドルだった

2023年10月の配当金収入を公開。その他、投資トピックスを振り返ります。

 

 

配当金収入

2023年10月の配当金収入は合計21.87ドル(前年比522%)であった。

※現地課税後

 

内訳は以下の通り。

2023年10月の配当金

10月の配当金入金銘柄は米国株のみ。

シーゲイト・テクノロジー(STX)、アルトリア(MO)、コカ・コーラ(KO)、クラフトハインツ(KHC)から入金があった。

前年比大幅増となった理由は、アルトリア(MO)をまとめて買い増ししたこと。これだけの円安水準になるとドルの入金は貴重である。

 

さて、アルトリアは米国の大手たばこ製造・販売会社である。

この10月支払いの配当は少し前の8月25日に発表された通り増配。前年同期から0.04ドル多い0.98ドルへ増額された。しかし、10月27日に発表された2023年度第3四半期の決算が減収減益となったことから、直近の株価は大きく下げている。このため、配当利回りは10%に迫る勢いだ。

国内たばこ銘柄JTの株価上昇により利回りが低下する今、こちらの方がお買い得ではないかと感じている。

 

 

 

投資トピックス

ここ数か月の間、新規投資ができていない。

 

米国株は前述のアルトリアのように、銘柄によってはかなり割安な水準となっている。しかし、歴史的な円安水準でドル転の心理的ハードルが極めて高くなっており、なかなか米国株を買う気になれない。

ファイザー株なんて、誰もコロナワクチンに興味を持たなくなった今が買い時のような気がするのだが。

 

国内銘柄は割高感が強い。

10月はボラティリティーが大きく、一時的に日経平均30,500円付近まで下げた場面もあったが、それでもまだ高くて買えない。高くてもいいから欲しい銘柄を買っても良いのだが、ここで気持ちにストップをかけるのが、来年から始まる新NISAの存在だ。私の場合、買った銘柄は長期で保有するつもりなので、現行NISAのように非課税期間が決まっているのは面倒なのだ。

 

まとめると、円安・国内株高・新NISA。この3要素が組み合わさって、何もできない状態だ。

 

さらに付け加えると、日銀が10月31日に発表したYCC運用柔軟化によって長期金利が上昇したため、定期預金の金利が上昇傾向となっている。

メガバンクの年利0.2%で喜んではいけない。ネット銀行の案件によってはメガバンクの倍以上の金利で運用が可能になってきており、今、無理して株を買う必要性が低くなっているのだ。

少し探しただけでも年利0.4%の案件は普通に出てきますね。
来月のボーナスキャンペーンが楽しみです。

 

 

 

2023年11月に向けて

株式投資は来年まで保留になるかもしれない。

 

11月に取り組みたいのは2点。

1点目は定期預金の組みなおしである。日銀の方針転換により定期預金の金利は大きく変わり始めた。現在、auじぶん銀行で1,000万円を年利0.2%で運用しているが、これを途中解約し、金利の良い別の銀行に移す。1円でも多くの金利収入を得るため、既存契約も躊躇なく見直すつもりだ。

 

2点目は2019年NISA枠購入分の株式の売却である。放っておいても特定口座に移管されるので、そのままでも良いのだが、現時点でプラス域で推移しているため、思い切って一度利確し、来年の新NISA用のキャッシュを確保しようと考えている。

 

 

 

それにしても、この株高はどこまで続くのだろうか?

何かをきっかけに一気に崩れてもおかしくないと思う。不安定な中東情勢、中国の不動産不況、日銀のマイナス金利解除のタイミングなど。

 

「株価は思惑で動く」と言われる。

現在の絶好調な株価の理由がよく分からないのだ。