1円も損したくないドケチサラリーマンの投資ブログ

初めての投資では銀行で投資信託を購入し、びっくりするほど大損。FIREなんて大きな目標はない。もう1円も損したくないのだ。

2023年8月の配当金は2.35ドルだった

2023年8月の配当金収入を公開。その他、投資トピックスを振り返ります。

 

 

配当金収入

2023年8月の配当金収入は合計2.35ドル(前年比114%)であった。

※現地課税後

 

内訳は以下の通り。

2023年8月の配当金

8月の配当金入金銘柄は米国株のみ。

シンプルに2件。PROCTER&GAMBLE(PG)とAT&T(T)である。前年比で増えているのはAT&Tを1株だけ買い増ししたこと。全体からすると非常に小さな変化である。月間配当金が1万円超の月のインパクトからすると少し寂しいが、円安となっている今、ドル資産の入金は貴重である。

 

 

 

投資トピックス

8月は新規投資として、米ドルの配当金再投資でアルトリアを1株買い増しした。

 

国内株式市場が好調なのは良いのだが、高すぎて新規投資を行うマインドになれない。米国株も為替が円安のため割高感があり、ドル転する気になれない。

結局、新規投資を行うマインドになれず、キャッシュだけが積み上がり、ほぼ何もしていないのが現状だ。

 

そんな中でもiDeCoだけは毎月12,000円ずつ、淡々と投信を自動買付している。気がついたらiDeCoの評価額は100万円を超えていた。私としては、iDeCoの最大のメリットは所得控除による節税効果だと思っているので、iDeCoの評価額は最近チェックしていなかった。

 

 

 

好調過ぎる国内株式の状況

絶好調な国内銘柄の状況

7月の段階で国内銘柄の含み益が40万円を突破していた。

もうそろそろ天井だろうと思いきや、わずか1か月後の8月末の段階で含み益は50万円を超えた。そして、この記事を書いている9月中旬の段階で含み益は60万円に迫る勢い。

好調過ぎて、もはや呆然としている。お金ってこんなに簡単に増えるものだったっけ。

 

 

 

百貨店への投資を考えていたけれど

オワコンと言われている百貨店業界。

コロナ禍では国内客の大幅減とインバウンド需要消滅により、各企業の業績は大幅に低迷。株価も冴えない状況になっていた。

そんな中、私は髙島屋(8233)への投資を検討していた。

 

あー、分かった。10%オフのお買い物優待カードが欲しかったんでしょう!

いいえ、私、髙島屋で買い物しないので。

 

だったらなぜ?配当利回りは1%台で魅力ないよ?

有料催事の無料入場を狙っていました。美術館のような感覚でね。

 


髙島屋の株価はコロナ禍の2020年頃には1,000円を割る水準まで低迷しており、その後も2022年の3月くらいまでは1,000円付近をさまよっていた。ところが2022年4月くらいから急上昇を始め、今や2,200円を超えている。さすがに割高感が否めない。

 

私が髙島屋への投資に慎重になっているのは、株価の割高感の他、2023年9月1日に行われた、セブン&アイ・ホールディングス(HD)による百貨店子会社のそごう・西武の売却のニュースが気になっているのもある。

www.nikkei.com

 

やはり本質的な部分で、百貨店というビジネスモデルが持続的に成長していくことは
難しいのだろうと感じてしまった。本業が厳しくなれば有料催事などやっている場合ではなくなるだろう。

 

そごう・西武」と「髙島屋」は違うよ、という意見がある。その根拠は外商が強いということだ。私は一般的なサラリーマン家庭に育ったので、百貨店の外商ビジネスには全く縁がないし、サービス内容も分からない。ただ、インターネットが無かった昭和の時代ならまだしも、これだけ情報過多の社会において、今後も百貨店の外商サービスが重宝されるのだろうか。

 

髙島屋は最近、金融サービスにも力を入れ始めているようだ。既存の金融業と競合する中、わざわざ百貨店で金融相談をするメリットを明確に打ち出せるだろうか。少し迷走している感がある。

www.takashimaya-fp.co.jp

 

インバウンド需要も、最近の中国の状況を見ると楽観的に捉えないほうが良さそうだ。

百貨店ブランドの包装紙だけで高く評価される時代はとっくに終わっているし、そもそも、現役世代の自分が髙島屋で買い物をしていないという点で、投資先としては慎重にならざるを得ないと考えている。

 

 

 

2023年9月に向けて

9月末は権利確定となる銘柄も多く、割安感のある銘柄があれば新規投資したいのだが、いかんせん株価が高すぎる。為替の状況にも変化なければ、米国株を買うこともなく、9月も何もしない可能性が高い。

 

何もしないといっても保有銘柄からの配当金は着々と入金している。

サラリーマンとしての収入以外に配当金収入があるのは、あらためて幸せなことだと感じる。