2024年1月の配当金収入を公開。その他、投資トピックスを振り返ります。
配当金収入
2024年1月の配当金収入は合計約23.34ドル(前年比318%)であった。
※現地課税後
内訳は以下の通り。
2024年最初の月となる1月の配当金は米国株のみ。
本来の1月配当銘柄はシーゲイト・テクノロジー(STX)とアルトリア・グループ(MO)の2銘柄だが、クラフト・ハインツ(KHC)とロッキード・マーチン(LMT)の昨年12月配当が遅れて入金されたため、管理上2024年1月入金分としている。
前年比で大幅増となったのは昨年、アルトリアをまとめて買い増ししたためだ。直近のアルトリアの株価は軟調で、利回りは9%を超えている。
国内では新NISA開始もあってJTが大人気だが、この状況ならアルトリアの方がお買い得ではないだろうか。今後も様子を見ながら、たまに買い増ししてみようと思う。
投資トピックス
1月の市況は、新NISA開始と同時にほぼ右肩上がりのロケットスタートとなった。
自国の株式市場に見切りをつけた大量のチャイナマネーが日経平均連動型のETF「チャイナAMC野村日経225」を通じて流入していることもあり、大型株中心の私の保有銘柄は含み益が大幅に増加した。
好調な相場を利用して、1株投資で成果のなかったKDDI、日本郵船を売却した。
この資金を利用した別銘柄の投資については別途ご紹介させていただく。
一方、新NISA開始とともに買おうと狙っていた銘柄には指値が刺さらず、悔しい思いをした。この銘柄は年明けからかなり高騰してしまったため一旦諦め、東証上場の米国ETFにまとまった投資を行った。
半導体業界は世界的に好調なのに、インテルだけが一人負けの様子。
2024年1月25日に発表したインテルの第1四半期売上高見通しは予想下回ったため、株価は暴落。昨年末に全売却したのは結果として正解だった。
ただ、そのタイミングで買ったファイザーの株価は相変わらず軟調。配当が出るから良しとするか。
このような形で売ったり買ったり。
私の投資方針は基本バイ&ホールドだが、雲行きの怪しい銘柄は早めに見切りをつけて売却するようにしている。
この作業を自動化できるのが高配当ETFで、保有銘柄のSPYDなんて2020年に買ってからずーっと放置。本当に楽なものだ。
確定申告
例年、ふるさと納税分を寄付金控除として確定申告を行っている。
昨年は総合課税による配当控除の適用にチャレンジしたが、今年は寄付金控除のみで、申告準備もさらっと完了した。
2024年2月に向けて
2024年2月は3月末の隠れ優待権利ゲットに向けて、新規銘柄の1株投資を行う予定だ。
年明けから始まった好調な相場はいつまで続くだろうか。
国内外の様々な報道では、日銀が2024年3月にも利上げを実施し、イールドカーブ・コントロールを終了する可能性があると言及されている。
利上げは株価下落の要因になる。
一方で銀行株は収益改善要素となるため株高になる可能性が高い。だったら、今のうちにメガバンク株を買っておけば3月に騰がるのでは?とも思うわけだが、現状の好調な株価は既に織り込み済みとも読めるわけで、一概に判断するのは難しい。
だいたい、私のような素人が確実に儲かるストーリーを予測できるわけがないのだ。
「織り込み済み」とか「材料出尽くし」とか便利な言葉だ。評論家の皆さんは偉そうに語っているが、結局のところ将来の株価なんて誰にもわからないのだ。