はじめに
あなたは、友人から「株に500万円投資しているんだ~」と言われたらどのように感じるだろうか。
株式投資を始める前の5年前の私だったら「なんだこの人!?相当ヤバい人だ!」という印象を持ったものだ。
ギャンブラー?、怖いもの知らず?、はたまた実は資産家だった・・・!?いろいろと想像してしまったものだ。
そして2024年5月。気が付けば私も「株に500万円投資している人」になっていた。
5年間ゆっくり時間をかけて金融資産を増やすことができていた。
でも、決して「ヤバい人」(笑)になったわけではない。
ドケチぶりは相変わらずだし、仕事や生き方も何ら変わっていない。普通のサラリーマンのままだ。
株式投資に取り組んでいるのは、ごく普通の人だったのだ。
今回は株式評価額500万円という一つの節目を迎えられたことを記念し、その内訳をご紹介しようと思う。
国内株式(個別株)
評価額:2,951,930円(評価損益:+1,004,140円)
私の株式投資の基本方針は「バイ&ホールドによる配当金狙い」だ。したがって、一度買った銘柄はよほどの事情が無い限りそのまま保有している。
投資対象銘柄の選定は、ズバリ自らの直感だ。他人の意見に左右されず、自分なりに対象企業の事業内容と業績を分析。中長期で成長してゆく姿を想像できる企業にのみ投資している。株主優待はあくまでも付加的な要素であり、優待目的だけで投資することはない。
こうしてみると、ほとんどの銘柄で含み益となっている。
なお、この他に一株優待目的でいくつかの株式を保有しているが、今回は省略させていただく。
米国株式(個別株)
評価額:672,970 円(評価損益:+196,610円)※円換算後
米国株の魅力は世界的な有名企業に直接投資できることだ。
ロッキード・マーチン、コカ・コーラ、ファイザーなど、1株から投資することができ、配当がある場合は3か月に一度、ドルで配当金が入ってくる。
米国株式への投資は為替変動がある分、国内株式より少し難しい。NISAであっても米国課税分の10%は支払わなければならないため、無理に取り組む必要はないと思う。
最近では円安が続いているため、新規のドル転は行っておらず、ドルで入ってきた配当金の再投資が中心となっている。
投資信託
評価額:274,704円(評価損益:+24,704円)
手間をかけることなく、低リスクで着実に金融資産を増やしたいならば、実は個別株には手を出す必要はなく、優良な投資信託への投資だけで良い。
私は2024年1月から、新NISAつみたて投資枠で投資信託の積立を開始した。投資銘柄は楽天オルカンと楽天S&Pを毎月25,000円ずつ。合計50,000円投資している。
既に5か月が経過したが、少しずつ着実に成長してくれている。
iDeCo
評価額:1,381,804円(評価損益:+615,528円)
iDeCoも投資信託での運用であることは変わりない。楽天オルカンと楽天S&Pを毎月6,000円ずつ。合計12,000円投資している。
受取可能な60歳まで資金がロックされることが特徴。その代わりに拠出金が所得控除になるから、減税効果がある。
2019年から積み立てた結果、現在の評価額は1,381,804円。途中、コロナショックを経たことから、運用益は大変なことになっている。スゴイ!
おわりに
全体の株式評価額:5,281,414円(評価損益:+1,840,982円)
5年間かけて少しずつ投資を行っているため、1回あたりの投資金額はそれほど多くはないのだが、バイ&ホールドと配当金の再投資で、少しずつではあるが着実に株式評価額が増加している。
まさに「塵積って山となる」といったところだが、私は少額のお金であっても塵という表現はしたくない。
英語表現「Light gains make heavy purses」の方が好みである。