2022年11月13日、三菱重工の株主優待券で三菱みなとみらい技術館を見学した。
館内の見どころについて写真とともに紹介させていただく。株主の方も一般の方もぜひご覧ください。
アクセス
所在地は神奈川県横浜市。みなとみらい地区の三菱重工横浜ビルの1Fにある。「JR桜木町駅」または「地下鉄みなとみらい駅」からのアクセスが便利だ。
開館時間等の詳細情報は以下のオフィシャルWEBにてご確認いただきたい。
三菱みなとみらい技術館について
三菱みなとみらい技術館は、明日を担う青少年たちが「科学技術」に触れ、夢を膨らませることのできる場になることを願い、三菱重工業株式会社が1994年6月に設立したものです。
館内は、陸、海、空、宇宙のテーマ別ゾーンに加え、バーチャルツアーステーションをはじめとするさまざまな展示・体験コーナーで構成しています。
日常生活では触れる機会の少ない科学技術の現在そして未来に体験型の展示で楽しみながら親しんでいただくことで、青少年たちの科学技術の芽が育つことを願っています。
公式WEBからの抜粋を読む限り、子ども向けなのかな?と思っていた。
しかし、実際訪れてみると大人でも十分に楽しめる内容だった。三菱重工の歴史。そして同社が誇る陸、海、空、宇宙関連の技術について分かりやすく丁寧に解説されている。
投資家としても改めて、同社についての理解を深めることができるだろう。
「投資家」とか偉そうに言ってるけど君は一株しか持っていないよね。
一株でも立派な投資家です!ちなみに、株主優待券で2名まで無料で入館できます。
見どころ① 宇宙
ロケットの縮小版模型や、本物のジェットエンジンが展示されている。特にジェットエンジンの実物はなかなかの迫力だ。
見どころ② 海
6,500メートルの深海まで潜水することができ、全世界の約98%の海底調査を可能にした、世界最高水準の深海潜水調査船「しんかい6500」の実物大分解展示。
関連展示として耐圧試験でつぶれた試験片の実物もある。分厚い金属がつぶれている様子は、深海がいかに過酷な環境なのか理解を深めることができる。
見どころ③ 空
技術館では華々しく展示されているが、残念ながら最近のMRJを取り巻く環境は厳しいと言わざるを得ない。YS-11以来、半世紀ぶりの国産旅客機の夢。MRJプロジェクトは今後どうなるのか。展示だけで終わってほしくない。
見どころ④ 陸
風力、火力、原子力の各種発電技術について分かりやすく解説されている。
まだまだ実用段階にはないが、核融合発電に関する展示もあった。東日本大震災以降、原子力発電事業を大々的にアピールすることは難しくなったのだろうが、昨今の世界的なエネルギー逼迫を見ていると、資源の乏しい我が国において原子力発電は重要な選択肢として考えざるを得ないのではと感じる。その点、原子炉を作ることができる同社は日本の国益を守ることができる最も重要な企業のうちの一つと言って良いだろう。
まとめ
今回は妻も誘って三菱みなとみらい技術館を見学した。
入館料は大人1人500円だから、2人分の1,000円が株主優待としてお得になった気分。それはさておき、同社の主要事業を分かりやすく理解することができ、非常に有意義であった。
小さな子供から大人までそれぞれのレベルに合わせた展示があり、入場して無駄になることは決してないだろう。特に、小・中学生にとっては、夏休みの自由研究に迷った際、絶好のネタがたくさんあると感じた。
おまけ(界隈には観光スポット多数)
三菱みなとみらい技術館の所在地は横浜・みなとみらい地区であり、この地区は言うまでもなく日本屈指の観光地である。
- 横浜ランドマークタワーに上って景色を眺めるも良し。
- 最近できた「YOKOHAMA AIR CABIN」に乗るも良し。
- 少し足を延ばして、元町・中華街で食べ歩きも良し。
私は中華街で美味しいお粥を食してから帰路につき、大満足であった。
横浜・みなとみらい地区への観光ついでに気軽に立ち寄れる「三菱みなとみらい技術館」。ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。
株主優待券の入手方法については以下のエントリーもぜひお読みください。