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DICの株主優待券でDIC川村記念美術館を見学

2023年5月14日。DIC株式会社の株主優待券で千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館を見学した。

常設展に加えて、2023年3月11日から6月18日までの会期で特別展「芸術家たちの南仏」が行われている。今回は妻と高校生の息子を連れて出向いた。

 

 

 

DIC川村記念美術館について

DIC川村記念美術館は、DIC株式会社が関連企業とともに収集してきた美術品を公開する施設です。
20世紀美術に主眼を置いた多彩なコレクション、作品にふさわしい空間づくりを目指した建築、四季折々の変化が楽しめる豊かな自然環境。これら「作品」「建築」「自然」の三要素が調和した美術館として、1990年5月、千葉県佐倉市の総合研究所敷地内にオープンしました。

kawamura-museum.dic.co.jp

 

DIC株式会社が運営する私立美術館である。

先日の株主総会で各執行役員の担当業務が紹介された際、「DIC川村記念美術館担当」の肩書がきちんと示されていた。そのくらい、同社にとっては重要な事業の一つということだろう。本格的な庭園美術館ということで、私もかねてより情報収集しており、訪れるのを非常に楽しみにしていたのだ。

 

 

 

株主優待の内容

2022年12月末権利確定分の株主優待として、DIC川村記念美術館の招待券(絵葉書)が2023年4月に届いた。この絵葉書1枚につき、大人2名まで無料で入館できる。ちなみに、通常の入館料は大人1,800円/人。高校生までの学生は無料だ。

絵葉書の有効期限は1年間。一度に2枚届くから、半年に一度は無料で楽しむことができる。「来月は美術館に行ってみない?」なんて優雅な生活ではないか。ありがたい。

ちなみに、6月末権利はカレンダーとなっているようだ。これについてはまた改めてご紹介させていただく。

www.dic-global.com

 

 

 

超一流の作品に圧倒される

美術館の中は撮影禁止なので、写真をご紹介できないのが残念ではあるが、その内部は超一流の作品ばかり。

私自身、美術にはそれほど詳しくないが、そんな私でも知っている超有名どころの作品が多数展示されている。例えば、モネ、ルノワールピカソシャガールといった超有名な画家たちの作品だ。その内容には圧倒された。

 

美術の教科書の中でしか見たことがなかった世界が目の前に広がっている。そして、本美術館で最も有名な絵画はやはり、レンブラント・ファン・レインの「広つば帽を被った男」だろう。作品を見れば多くの人が「あっ、見たことある!」と思われるのではないだろうか。17世紀の作品とは思えないほど美しい状態で展示されている。

 

下記のWikipediaのリンク内にレンブラントルノワール、モネの作品があるので興味がある方は見ていただきたい。皆さま、一度は見たことがあるのではないだろうか。

ja.wikipedia.org

 

この美術館の良いところは、超有名な作品が展示されていることだけではない。その展示の方法が非常に優れていることである。

広大な敷地の中に建設されていることもあり、各展示室のスペースは非常に余裕を持った作りになっている。また、作品によって適度に照明が落とされていたり、自然光が取り入れられたりと、各作品の良さをより引き立てているのだ。

 

特別展「芸術家たちの南仏」の内容も非常に良かった。「通常の入館料大人1,800円/人は結構高いな」と思っていたけど、この展示内容を見れば納得である。

私は美術館・博物館の見学スピードは結構早い方なのだが、それでも館内の見学だけで1時間以上の時間が経っていた。

 

 

 

レストラン ベルヴェデーレがおすすめ

レストラン入口

当美術館を訪れる際は併設のレストラン「ベルヴェデーレ」がおすすめだ。地元千葉県産の食材をふんだんに使用したイタリア料理を優雅に楽しむことができる。

 

 

前菜。盛り付けも非常に丁寧で美味しい。

特に休日は混み合うことがあるようだ。今回は混雑を避けるため、開店直後に予約無しで入ってみた。10:00開店なので少し早いが、ブランチとしてランチコースを頂いた。サービス・食事の内容ともに非常に良いものであった。

その後、お昼時にはやはり予約客で混み合っていたので、時間をずらすか、お昼は予約するか、うまく工夫した方が良いだろう。ちなみに、美術館周辺には飲食店はあまりない。このレストラン以外で食事をする場合は要注意である。美術館を楽しむためにも、食事プランはしっかり確認しておこう。

 

 

 

美しく広大な庭園

庭園型美術館ということで、美しく広大な庭園もまた見どころである。ちなみに、庭園は無料で入場可能だ。

 

 

池には白鳥やガチョウが飼育されていて見ていて楽しい。桜、紫陽花、紅葉、藤棚、バラ、等が効果的に配置されており、春夏秋冬それぞれの季節を楽しむことができる。

 

 

 

まとめ

株主優待券を利用し、無料でDIC川村記念美術館を見学してきた。その内容は期待以上であり、家族も大満足であった。高校生の息子も何か感ずるものがあったのではないか。美術ファンでなくても楽しめること間違いなしだ。

 

いよいよアフターコロナが感じられるようになってきました。ご興味あればちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。JR佐倉駅京成佐倉駅、東京駅から送迎バスもありますので、自家用車でなくてもアクセス可能です。