1円も損したくないドケチサラリーマンの投資ブログ

初めての投資では銀行で投資信託を購入し、びっくりするほど大損。FIREなんて大きな目標はない。もう1円も損したくないのだ。

【2022年6月】1株投資で隠れ優待ゲットできた銘柄はこれだ!

 

はじめに

2022年2月~3月にかけて、1株投資で株主優待をゲットすべく、ネット上の情報などをもとに、いくつかの銘柄を1株ずつ購入した。

ちなみに、1株投資と隠れ優待の概要については下記の記事を参照されたい。

stingyinvestor.hatenablog.com

 

早いものであれから4か月。

2022年3月末の権利確定日を経て、実際に隠れ優待をゲットできたのはどの銘柄だったのか。果たしてその内容は!?

実際に投資をして、2022年6月に受け取った封書の中身をすべて公開していく!

 

隠れ優待をゲットできた銘柄

三菱商事

【取得株価】
¥4,052/1株(2022/2/9)

【配当】
¥64/1株(2022/6/23)※税引後

【隠れ優待】
東洋文庫ミュージアムの招待券

【金額価値】
一般:900円×2名分=1,800円

 

まずは三菱商事から。東洋文庫ミュージアムの招待券が入っていた。

私としては秋に企画されている「歴史の中の乗り物展」に興味があるので、ぜひ訪れてみようと思う。

www.toyo-bunko.or.jp

 

三菱重工

【取得株価】
¥3,298/1株(2022/2/9)

【配当】
¥45/1株(2022/6/28)※税引後

【隠れ優待】
三菱みなとみらい技術館の招待券
静嘉堂文庫美術館の招待券

【金額価値】
(三菱みなとみらい技術館)一般:500円×3名分(招待券での最大入場人数)=1,500円
静嘉堂文庫美術館)一般:1,500円×2名分=3,000円

 

続いて三菱重工

ウクライナ侵攻開始直前の株価はこんなに安かったのか・・・としみじみ。

本題に戻ろう。隠れ優待として、三菱みなとみらい技術館と静嘉堂文庫美術館の招待券が入っていた。三菱みなとみらい技術館のWEBサイトを見てみるととても面白そう。子供から大人まで幅広い世代で楽しめるのではないだろうか。

静嘉堂文庫美術館は2022年10月に、東京丸の内に移転する。書類によるとこの美術館には常設展はなく、各展示会の開催期間をチェックして訪れる必要がありそうだ。次回展示会は「響きあう名宝 ―曜変・琳派のかがやき―」。国宝7点も含まれており、見ごたえがありそうだ。新規移転オープンということで、設備にも期待できそう。

静嘉堂文庫美術館の一般入場料金が高いので、今回の優待をフルに使うだけで、なんと1株分の投資金額を回収できてしまう。恐ろしいコスパだ・・・

www.mhi.com

www.seikado.or.jp

 

凸版印刷

【取得株価】
¥2,220/1株(2022/2/9)

【配当】
¥20/1株(2022/6/28)※税引後

【隠れ優待】
印刷博物館の入館無料券

【金額価値】
一般:400円×5名分(招待券での最大入場人数)=2,000円

 

凸版印刷からは印刷博物館の入館無料券を頂くことができた。

この券は1枚で最大5名まで入場可能。太っ腹である。

www.printing-museum.org

 

丸紅

【取得株価】
¥1,454/1株(2022/3/23)

【配当】
¥31/1株(2022/6/2)※税引後

【隠れ優待】
丸紅ギャラリーの無料招待券

【金額価値】
一般:500円×2名分=1,000円

 

最後に丸紅。今回ご紹介する中では一番良かった。

普段私のドケチな投資活動を冷ややかな目(笑)で見ている妻が珍しく「おー!いいねー!」と喜んでくれた

理由は、ボッティチェリの「美しきシモネッタ」が無料で鑑賞できるから。

2021年11月に開館した丸紅ギャラリーには多数の美術品が所蔵されているが、その中でも目玉と言えるこの絵画。2022年秋には開館記念展として「美しきシモネッタ」展が開催される予定。美術館巡りが好きな妻にはヒットしたようだ。

無料招待券の中央に印刷されている絵がボッティチェリの「美しきシモネッタ」です。どこかで見たことある気がしませんか?

 

丸紅は、創業(1858年)から現在まで続く繊維に関わるビジネスを通じて収集・保全してきた江戸期を中心とする古い時代の染織品(きもの、帯、袱紗など)や染織図案、1960~70年代にアートビジネスに携わる中で入手した西欧絵画、そして、染織図案の接点などから画家本人や画商を通じて収集された近代日本絵画を「丸紅コレクション」として所蔵しています。

www.marubeni.com

 

隠れ優待をゲットできなかった銘柄

フジ・ メディア・ ホールディングス

【取得株価】
¥1,361/1株(2022/2/9)

【配当】
¥16/1株(2022/6/27)※税引後

 

フジテレビ球体展望室の無料見学パスポートを狙ったのだが、残念ながら金銭的価値のある優待は入っていなかった。

 

 

日本テレビホールディングス

【取得株価】
¥1,282/1株(2022/2/9)

【配当】
¥22/1株(2022/6/28)※税引後

 

過去には、美術館ペア入場券やTIPNESS無料体験チケットを提供していた時期もあったようだが、残念ながら現在は提供されていないようだ。

 

まとめ

結果として、6社のうち4社から隠れ優待を頂くことができた。これはなかなかの好成績と言えるのではないかと自己満足している。

 

全体を振り返ってみると、隠れ優待の内容は自社の博物館や美術館の無料入場券であり、これは広報的な要素も多分に含まれていると思う。とはいえ、普通に入場しようとすれば有料の施設であるし、自らの見識を広げる上でも非常に有意義ではないだろうか。

 

博物館や美術館の良いところは幅広い世代で楽しめること。どのチケットも最低2名は無料で入場できることから、夫婦・恋人・友人・両親など、誰を誘っても喜ばれると思う。

新型コロナウィルスの感染状況が落ち着いてきた今、隠れ優待で博物館・美術館チケットをゲットして、ちょっと優雅な休日を過ごしてみてはいかがだろうか。

 

最後にあらためて記載しておくが、隠れ優待は企業のIRに記載のない、非公式の特典である。

従って、いつ廃止されてもおかしくないし、この記事は今回ご紹介した優待が今後も入手できることを保証するものではない。これらの点をご理解いただき、投資は自己責任で行っていただきたく、どうぞよろしくお願いします。