※2023/11/8:420円⇒500円の値上げ反映更新
腕時計の電池交換
私のように腕時計のコレクションが趣味でない方でも、腕時計の電池交換はたまに行うことがあるだろう。私は趣味で腕時計を複数所有しているから、割と頻繁に電池交換のタイミングが発生する。
皆さんはどこで腕時計の電池交換を行っていらっしゃるだろうか。
普通、腕時計の電池交換は街の時計屋さんに依頼することになるだろう。スキルのある方は自分で実施できるのかもしれないが、Swatchのように電池交換がよほど簡単な腕時計を除き、自分で実施することはおすすめできない。時計は精密機器であることから、私のような素人が作業すると誤って故障させるリスクを伴うからだ。
東京での電池交換の相場
さて、街の時計屋さんでの電池交換費用はバラツキがある。
東京だと安くても1,000円くらいからが相場だろうか。
同じクオーツ時計でも安価な国産機と海外ブランド機で交換費用を分けているお店もある。そのような場合、海外ブランドの方が高く設定されている場合がほとんどだ。
電池交換でよくある困りごと
私はこれまで様々なお店に電池交換を依頼してきた。その中で、経験してきた困りごとをまとめておこうと思う。皆さんも同じような経験はないだろうか。
店頭またはWEBに電池交換費用の記載がない
このような場合、作業前に必ずその場で聞く、もしくは問い合わせをした方が良い。作業後に「そんなに高かったなんて・・・」と驚いても、あとの祭りである。腕時計の電池交換とはいえ、お店によっては5,000円近いところもある。要注意だ。
時計の蓋を開けたところ特殊電池だったため、料金上乗せされる
古いクオーツ時計でありがちなのだが、在庫している普通の電池では対応できず、特殊電池のため、例えば通常は1,000円なのだが、1,500円かかるということがある。値段を聞いて作業を断ることもできなくはないのだが、蓋を開けて作業に着手されてしまっているので断るのも申し訳なく、また、差額も500円程度と微妙なため、この場合、私は作業続行してもらう。しかし、予定していた金額では収まらないので少し残念ではある。
強引にパッキン交換を勧められて、パッキン交換費用も請求される
電池交換1,000円以下の安価な設定をしている店に見られる。電池交換作業に入った直後、「パッキンも劣化しているから交換が必要です」と強引に言われ、パッキン交換費用が請求される。実はこの費用が電池交換と同じくらいの費用になって、結局1,000円程度の請求になってしまう。
ちなみに、私はこの店に何度か通ったが、交換したばかりのパッキンでも「パッキンが劣化している」と言われた。その際「パッキンの交換は不要」と一度断ったが、店主はムッとしていた。結局はそういう商売の仕方ということだろう。この店にはその後二度と行っていない。
東京で一番安い店は「れんず屋 曙橋店」さん
私の中で東京で電池交換が一番安い店は「れんず屋 曙橋店」さんだ。
税込みで500円とは全国レベルでも激安のレベルではないだろうか。
しかも、安い上にサービス内容は完璧である。ほとんど待ち時間もなく、手際よく作業していただくことができる。もちろん、前述のような困りごとに遭遇したことは一切ない。
昨今、様々なモノやサービスが値上げ傾向だが、この電池交換サービスはぜひ継続してほしいと切に祈っている。
唯一の課題は、現地まで行かなければならないことくらいだ。
都営地下鉄ワンデーパスでお得に行ってみよう
「そもそも曙橋ってどこ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、都営新宿線の新宿三丁目の隣駅であり、ざっくり言ってしまえばほとんど新宿である。
したがって、曙橋だけに行こうとすると実はこの駅にはあまり買い物スポットもないのだが、何らかの用事で新宿に出る際についでに行けばよいという考え方もできる。
そして、その際におすすめなのが「都営地下鉄ワンデーパス」だ。
これは主に土日に発行されるお得な切符であり、500円で都営地下鉄が乗り放題となる。この券を利用して、曙橋+新宿を組み合わせても往復500円だ。
また、新宿からさらに足を伸ばして、六本木、浅草などに行ってみるのも良いだろう。
500円(電池交換)+500円(都営地下鉄ワンデーパス)でもまだ1,000円。都心の相場よりも安く電池交換ができる。是非、検討してみてもらいたい。
※ちなみに、れんず屋さんは日曜月曜は定休なので、ご注意ください。