- ポイント投資で投資信託を購入したきっかけ
- ポイント投資での購入は簡単
- 基準価額?口数?
- 実際に購入。ちょっとだけ利益が出たので利益確定してみた
- 基準価格は毎日動く
- 実はポイント現金化の裏技?
- ポイント投資からの学び
ポイント投資で投資信託を購入したきっかけ
iDecoを始めた時に次の2点が気になっていた。
- 投資信託で増やすとして、多少の増減はあるとしても、本当に資金が減ることがないのか。
(ノックイン投信の失敗経験が未だ尾を引いていた・・・) - 私が選んだ米国株インデックス以外の他の商品で運用した場合にどうなるのか。(隣の芝生は青く見えますね・・・)
これらの懸念を解消するため、実際に様々な投資信託を購入してみることにした。
どのくらいの値動きがあるのか分からなかったので、ポイント投資で実験してみました!
ポイント投資での購入は簡単
購入の仕方は簡単だ。
楽天で買い物をする時のように、商品を指定してから購入の際に利用ポイントを指定すればよい。
例えば、「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」を200ポイント分購入するというイメージだ。
基準価額?口数?
私が疑問に思ったのが、基準価格と購入口数だ。
実際には理解できなくても購入できるから安心してほしい。
要は基準価格がいくらだろうと、100円分や200円分で購入できる分だけ小分けで購入するようなイメージだ。
詳しくは以下のサイトでやさしく解説されている。
実際に購入。ちょっとだけ利益が出たので利益確定してみた
実際の楽天ポイントと少額の現金を利用して、様々な投資信託を購入してみた。
基準価格が上がる日もあれば下がる日もあった。
購入価格が200円だと、評価額が195円になったり205円になったりする感じだ。
しばらくは一喜一憂しながら様子を見ていた。
そして数か月後、数十円の利益が出たところで、売却して利益確定してみることにした。
結果は以下の通りである。
カテゴリ | ファンド名 | 購入価格 | 売却価格 | 損益 |
---|---|---|---|---|
国内株インデックスファンド | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 1,100 | 1,169 | +69 |
国内外株式インデックスファンド | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 1,350 | 1,432 | +82 |
国内外株式インデックスファンド | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) | 1,100 | 1,295 | +195 |
米国株インデックスファンド | 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | 1,400 | 1,720 | +320 |
海外リートインデックスファンド | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 2,400 | 2,533 | +133 |
国内リートインデックスファンド | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド | 1,000 | 1,026 | +26 |
アクティブファンド | ひふみプラス | 400 | 406 | +6 |
合計 | 8,750 | 9,581 | +831 |
基準価格は毎日動く
私は投資信託も株のようにリアルタイムの価格で売買できると勘違いしていた。
しかしながら、投資信託の売買価格はあらかじめ定められたルールに基づいて決定される。
従って、投資信託は株のようにデイトレードを行うような商品ではない。
このようなことも実際に経験して学んだ。
実はポイント現金化の裏技?
楽天ポイント投資はポイントの現金化の手段として使える。
例えば楽天ポイント(通常ポイント)が500ポイントあったとする。このポイントで値動きの少ない債券系の投資信託を購入し、すぐに売却する。
売却金額はポイントではなく現金で戻ってくるから、ほぼ500円くらいの金額が口座に振り込まれる。何らかの理由で楽天ポイント(通常ポイント)を現金化したい場合の裏技だ。
期間限定ポイントは投資に使えないから気を付けてくださいね!
ポイント投資からの学び
数百円分の投資信託をポイントで購入して短期売買することに何の意味があるのか疑問に思われたかもしれない。
しかしながら、初心者の私にとってはとても貴重な経験であった。
- 自らが購入した投資信託の基準価格が実際に毎日値動きする
- プラスになる日もあればマイナスの日もある
- インデックスファンドの基準価格はTVニュースで流れてくるNYダウ、日経平均株価の話とリンクしている!
- おのずと経済ニュースに興味がわくようになる
- 商品によって値動きに多少の差はあれど、極端に値が上がったり下がったりすることは無い。
- 突然半額になったりゼロになることは無い。
- インデックス型/アクティブ型の違いは、少額投資ではほとんど感じられない。
特に「いつでも自分の意志で売却し、現金化できる」点は良いと思った。
銀行の投資信託ではこのハードルが異様に高い。
利益は831円でしたが、この経験によって得られた知識は多かったし、過去の失敗による投資アレルギーが少し改善しました!