- そもそも、オレンジカードって何?
- 2023年12月現在、まだ利用可能
- オレンジカードはチケットショップでお得に買える
- 投資商品としてはお得
- 購入する前に注意!
- オレンジカードの楽しみ方
- オレンジカードの使い方
- まとめ
2023年12月更新:
JR東日本の在来線普通回数券が2022年9月末で販売終了したことを受け、Google経由で本記事にアクセスいただく方が増えているようだ。
最新情報として、2023年12月時点でオレンジカードは利用可能。東京・神田のチケットショップの相場も変化していない。回数券の新規発行が停止された今、オレンジカードを上手に活用して節約しよう!
そもそも、オレンジカードって何?
若い世代では知らない方も多いと思うが、オレンジカードとはJRの切符を購入することができる磁気カードのことだ。
2023年12月現在、まだ利用可能
オレンジカードは1,000円、500円券であれば利用可能(2023年12月現在)
5,000円、10,000円の高額カードは既に利用停止となっており、2023年3月31日で払い戻し対応も終了した。
オレンジカードはチケットショップでお得に買える
「は!?電車に乗る時はSuicaでしょ?磁気カードで切符ってどういうこと?」
「わざわざ切符なんて。だいたいICカード運賃の方が割安でしょ。」
令和の時代、切符を買うことは少なくなった。切符を買える磁気カードと言っても、ほとんどの人は興味が無いだろう。
オレンジカードは、SuicaやPASMOといった非接触ICカードが世に出てくる前の昭和の時代に開発されたもの。販売期間は1985年から2013年と約28年間に及び、日本全国で発売されていた。そのため、今でもそれなりに在庫が残っていると思われる。
しかしSuicaが普及した今、あえて切符を買う人が少ないことから、あまり需要がないのか、金券ショップでは額面以下で販売されている。
具体的には、東京・神田のチケットショップでは1,000円券が960円で販売されているのだ。
投資商品としてはお得
1,000円投資して確実に40円儲かる商品。この低金利の時代、このように考えれば結構お得な商品に見える。極端な話、100枚購入すれば4,000円の利益が確定する。4,000円もあれば、1株買える企業も多いだろう。
そんなわけで、私は定期的に1万円分ずつ購入して普段使いしている。
購入する前に注意!
リスクとしてオレンジカードが利用可能な券売機が既に撤去され始めているということ。私は首都圏で生活しているので、まだオレンジカードを利用可能な券売機が現役で稼働しているが、首都圏以外で同じようにオレンジカードを利用可能かどうか分からない。
首都圏以外にお住まいの方でオレンジカードを購入してみようと思ったら、購入する前に、最寄り駅でオレンジカードが利用可能かどうか調べてから購入することを推奨する。
オレンジカードの楽しみ方
昭和の時代に大量に発売されたオレンジカードは券面もその時代を反映したものになっている。
国鉄分割民営化されたのが1987年4月1日だから、それ以前に発行されたカードには「国鉄」表記が残っている。今から30年以上も前のものだが、もちろん利用可能だ。
例えばこの「とびうめ国体」のカードは1990年発行。
それにしても、発行から30年もの間、誰がどのようにして保管していたのだろうか。
オレンジカードの使い方
最後に、オレンジカードや切符を知らない方のために、オレンジカードの使い方を説明しておこうと思う。
- 駅についたら切符販売機に向かう
- 目的地の駅までの運賃を確認する
- 券売機にオレンジカードを挿入し、目的地までの運賃ボタンを押す
- 切符が出てくるので、これを自動改札機に通す
- 目的地についたら切符を自動改札機に入れる。切符は回収される
ちなみに、オレンジカードを利用して切符を購入すると「カ」のマークが入ります。
まとめ
ちょっとマニアックな記事になってしまったが、もし近くのチケットショップにオレンジカードが安く売られていたなら、昭和の時代にタイムスリップした気分になって、オレンジカードを使ってみてはいかがでしょうか。