- Meta(旧Facebook)が急落
- 急落は絶好の買い場でもあるが・・・
- Meta(旧Facebook)の主な収入源
- 次の一手「メタバース」って?
- まだ見ぬ新サービスに期待
- 急落後、購入!
- どこで利益確定するか
Meta(旧Facebook)が急落
Meta(旧Facebook)株は米国時間2月2日の取引時間後に発表した2021年第4四半期(10〜12月)決算が予想外に悪かったことを受けて急落。
2月2日時点で1株323ドルあたりで推移していたMeta株は1日で80ドルあまり下落し、翌2月3日には26%安の240ドル台まで急落した。
チャートはまさに華厳の滝状態。
時価総額は2,370億ドル(約27兆円)分減少。米国企業の1日の減少幅としては史上最大とのことだ。金額が大きすぎてクラクラする。
急落は絶好の買い場でもあるが・・・
株式市場ではサプライズ的に発生した悪材料によって、個別銘柄が急激に売り込まれることがある。しかし、その悪材料によっては、絶好の買い場とも捉えることができる。
私はこれまでにも急落した銘柄をあえて、急落直後に仕込んだことがある。例えば、減配発表直後のJT株や、決算発表後のロッキード・マーティン(LMT)株だ。急落時はネガティブなニュースがあったから下げているわけだが、ショック的に一時的に下げ過ぎている場合も多い。株価は急激に回復することは無いが、本業さえしっかりしていれば、じわりじわりと戻すことが多い。
私の場合、JTもロッキード・マーティン(LMT)も本業はまだまだ手堅いと判断し、あえて逆張りともいえる買いを入れた。
では、今回のMeta(旧Facebook)はどうか。本業はしっかりしているだろうか。
Meta(旧Facebook)の主な収入源
Meta(旧Facebook)の主な収入源は広告収入だ。
実は、今回の決算発表では世界最大のSNSであるFacebookのユーザーエンゲージメントや広告、利用者当たりの収入は好調とも読める。
では、何が投資家を失望させたのか。それは、業績見通しの引き下げだ。TikTok等の新たなSNSとの競争により、広告収入が伸び悩むことが予想される。くだけた言い方をすると、Facebook自体がオワコン化してしまうと広告収入も減っていくということだ。
今のところ、世界最大のSNS運営企業ということで、そこから得られる広告収入も手堅いようだが、将来にわたって盤石というわけではなさそうだ。
次の一手「メタバース」って?
2021年10月28日、旧Facebookは社名を「Meta Platforms(メタプラットフォームズ)」に変更した。彼らは巨大SNSの運営会社で終わるつもりはなく、次の一手として「メタバース」への投資を表明している。
今回の2021年第4四半期(10〜12月)決算では、本業の広告収入の評価というより、メタバースAR/VR事業が大赤字であることを嫌気されたのも株価の急落につながっている。株価というのは現在の事業だけでなく、今後の見通しも含めて評価されるのだ。
メタバースとは仮想空間のことであるが、この領域はまだまだこれから。一般社会において見える形で新サービスがリリースされてくるのもこれからだろう。
まだ見ぬ新サービスに期待
私は一応、この国で「高度情報処理技術者」と名乗れることになっている。
しかし、これというのはすでに確立された技術を利用した情報技術の活用スキルであり、「メタバースでお金儲けをできるかどうか」については全く分からない。
だから、今回急落したMeta株を購入したのは、あまり明確な根拠はない。何もないところから世界最大のSNSにまで成長させた彼らの能力に期待したい。
急落後、購入!
日本時間2022年2月4日に
232.78ドルで1株約定!
今後どうなるのか。楽しみだ。
どこで利益確定するか
株価が戻していく前提で考えるが、Meta株は配当は出ないので、他の保有銘柄のようにバイ&ホールドで長期保有というより、利確ポイントを決めておいて短期売買を考えている。私は基本売らないので、どのあたりを目標にしようか考え中だ。
少しでもお小遣い稼ぎができたらいいなあー