12月は中間配当が集中する時期であり、株主通信を含めた封書が自宅にたくさん届く。当然、業種ごとに内容は異なるのだが、パーパス経営など共通項を見出すこともでき、楽しみながら読んでいる。
今回のトピックスとしては、メガバンクの増配傾向だ。
2021年度中間配当
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
1株当たり12.5円 ⇒ 13.5円(前年比:108%) - みずほフィナンシャルグループ
1株当たり7.5円 ⇒ 8.0円(前年比:106%)
増配の理由は「米国の投資銀行事業好調」といった記載があるが、それ以上の細かいことは私にはよく分からない。
ただ、新型コロナウィルスによる世界的な混乱が昨年より落ち着いたということは言えるのではないか。
いずれにしても増配はうれしいですね!
三菱UFJフィナンシャル・グループは株主向けセミナーを開催してくれるようだ。オンラインで聴講できるようなので、ぜひ聞いてみようと思う。
みずほFGは相次ぐシステム障害でトップ辞任報道が出ていることもあり、最近の株価は軟調だが、配当は今のところしっかりというところだ。
個人的にはトップが辞任しても、システム障害の根本原因が分からなければ何の対策にもならない気がするが、実際は根本原因の調査すら難しいのかもしれない。
みずほFGのシステム障害は悪材料として何年もくすぶり続けており、既に現在の株価にも織り込み済みと判断することもできる。