1円も損したくないドケチサラリーマンの投資ブログ

初めての投資では銀行で投資信託を購入し、びっくりするほど大損。FIREなんて大きな目標はない。もう1円も損したくないのだ。

7日間金利1%の定期預金に預入した話

 

楽天銀行の対象者限定キャンペーン

2022年7月26日に楽天銀行からメールが届いた。

ネット銀行からの宣伝メールは、一見高金利を謳う預金商品であっても、たいてい複雑な仕組み預金や、投資信託との複合セールス系が多いため、ほとんどスルーしている。

しかし今回、内容をよくよく読んでみると、対象者限定で円定期預金の金利をなんと1%にしてくれるという内容。ただし、7日間もの。

 

2022年6月のボーナスシーズンにおいてネット銀行の定期預金キャンペーンは一通りリサーチしたが、「新規口座開設者向け」といった特殊案件を除くと、0.1%~0.2%くらいが限界である。そんな中、7日間とは言え1%とはなかなか思い切ったキャンペーンではないか。

 

運営側の狙いはこの高金利をフックにまとまった資金を預入してもらうことで、顧客の資産を把握すること。そして、そのデータをもとに投資商品の勧誘ができるということだろう。投資商品の販促キャンペーンとしては悪くない発想だ。

 

7日間とは言え、金利1%は無視できない。

仮にキャンペーン限度の500万円を預入した場合、税引後で765円の利息を得られることになる。これはチャンスだ。

 

しかし、預入可能期間が異様に短い。具体的には2022年7月26日~2022年8月2日の8日間しかない。さすがにこの条件のキャンペーンを長く引っ張ることはできないのだろう。

 

私の場合、金融資産のほとんどを複数のネット銀行の定期預金で運用しているため、90%以上の金融資産は常にどこかにネット銀行で運用中となっている。途中解約してしまうとキャンペーン金利が解除されてしまうから、既存の定期預金を解約してまでこのキャンペーンに乗るつもりはない。

 

そこで、今回は普通預金口座で少し動かせる範囲で預入することにした。具体的には約120万円。7日間で得られる利息の額は税引後で184円だ。この超低金利の時代。わずか7日間で利息184円はなかなか得られない。しかも、株式投資と違ってノーリスクである。

絶対に損しない安心感がついて金利1%。これは貴重だ。

 


ネット銀行のキャンペーン金利は少しだけ上昇傾向

私の給与は住宅ローン契約の関係上、某地方銀行に振り込まれる。

地方銀行だから仕方が無いのだが、魅力的な投資商品が全くない。よく分からない愛称のついた投資信託はやたら手数料が高く、どう見ても情弱向けの商品としか思えない。

私も過去、そのような商品を購入して大損した情弱の一員でしたが・・・(笑)

 

iDeCoですら必要以上に高い手数料を取るし、たまに自宅に届くハガキはカードローンの案内だ。定期預金は最近キャンペーンもなく、預入期間・金額を問わず0.002%という超強気(笑)の預金金利。ネット銀行に負けっぱなしだ。

 

地方銀行のリテール向けビジネスってこのままでいいと思っているのだろうか。それとも法律でがんじがらめに規制されて、これ以上の施策が打てないのだろうか。中長期で見たときの存在意義を疑わざるを得ない。

 

一方、前述の楽天銀行含め、最近のネット銀行の定期預金キャンペーンは少しだけ金利上昇傾向だ。auじぶん銀行ソニー銀行新生銀行など、複数の口座を管理しているが、年間を通じて0.1%~0.2%の間で運用することは難しくない。

自らの大切な資産。せっかくならば、しっかりと預金金利を上げる努力をしている銀行に預けたい。たかが0.1%、0.2%と思われるかもしれないが、1,000万円を金利0.2%で1年間運用するとそれなりの利息が付くものだ。

stingyinvestor.hatenablog.com

 

 

ネット銀行からは時々、クローズドの案件が来る

ネット銀行から対象者限定の案件が来たのは今回が初めてではない。過去には新生銀行から500万円以上で3か月0.5%の案件が来たことがある。


但しこれには条件があり、店舗に出向く必要があった。当然、店舗に出向くとゴリゴリのセールスを受けることになる。
どんなに勧誘を受けても、強い意志を持って定期預金キャンペーンに申し込める人にはおすすめだ。

 

ネット銀行では不定期でクローズドのキャンペーンを実施している。様々な投資商品の勧誘メールの中から、お宝メールを見つけ出すのもまた楽しいものだ。