1円も損したくないドケチサラリーマンの投資ブログ

初めての投資では銀行で投資信託を購入し、びっくりするほど大損。FIREなんて大きな目標はない。もう1円も損したくないのだ。

振込手数料を払うのはもうやめよう!

 

振込はなくならない

昨今、日本国内においてもクレジットカード決済が一般的になってきており、日常の買い物において振込をするケースは減ってきたように思うが、たまに振込決済を求められることがある。

例えば私は子育て中だが、公立の学校でも修学旅行費など臨時の費用は振込決済を求められる。


その他、特に高額品の決済、例えば何百万円もする車や高級時計の買い物では、お店によってはクレジットカードが使えず、振込を求められるケースがある。

 

なぜ、クレジットカードではなく振込なのか?

クレジットカード決済の仕組みを理解する

ご存知の方も多いと思うが、クレジットカード決済を行うと、加盟店はカード会社に手数料を支払う必要がある。手数料は加盟店が支払っているから、我々消費者は意識することは無いのだ。

f:id:investor_yukinori:20211021231633j:plain


クレジットカードのポイントというのは、加盟店がカード会社に支払う手数料の中から、我々消費者に還元されていると考えた方が良い。

手数料は店舗の規模や業種によって異なるとされているが、例えば決済金額の3%だったとしよう。
私があるお店で10,000円のカバンをクレジットカードで購入すると、加盟店は300円をカード会社に手数料として支払わなければならない。お店としては9,700円が手元に残ることになる。

つまり、クレジットカード決済を行うと、決済された満額がお店に渡るわけではないということだ。
※ここでは消費税は考慮していません。

それでもまだ少額決済であればいい。

お店としてもクレジットカードを使えるようにすることで客数が増えたり、会計がスムーズに進んだりするメリットが大きい。

しかしこれが500万円のメルセデスベンツや100万円のロレックスだったらどうだろうか。手数料が3%だったとしても、それぞれ、15万円、3万円が手数料になる。

お店としてはお客様が現金決済してくれれば、これらの手数料を払わなくて済むのだ。これが、高額品でクレジットカードを拒まれる理由だ。

また、学校のような公共機関では請求費用を満額回収する必要がある。

カード会社に別途手数料を支払うようなスキームにしてしまうと、管理が非常に面倒だ。従って、学校の費用や税金はクレジットカードでは支払できない場合が多い自動車税をクレジットカードで支払う場合、別途手数料がかかる場合があるが、それはこのようなカラクリなのだ。


無理してクレジットカードを使わない

小規模な店舗でまとまった金額を決済する際によく言われることだが、クレジットカードではなく、できれば振込してほしいというもの。


大企業であればクレジットカードの手数料を支払う余力もあるが、小規模店舗では手数料もバカにならない。このような場合、私は振込で支払うことにしている。

クレジットカードのポイントは得られないが、お店側の気分を害してまでゴリ押しして得るものでもないと考えている。


クレジットカードが使える=値引き余地あり?

このからくりを知っていれば値引き交渉にも使える。

さすがにコンビニで値引き交渉する人はいないと思うが、家電や自動車の購入は値引き交渉ありだ。

色々なテクニックで値引き交渉をすることになるが、その中で「カードではなく現金で払うからあと数%値引きしてほしい」というのは、極めて理にかなった要求である。
現金で支払うことでお店からカード会社への手数料が無くなるからだ。


振込手数料は安くなる傾向だが・・・

前置きが長くなったが、今後も振込決済は無くならないし、まとまった金額の決済では主流であり続けるだろう。

 

振込手数料の負担は振込を実行する側だ。


最近のトピックスとして、銀行間で送金する際の手数料が、2021年10月1日から一律で1回当たり62円(税別)に引き下げられた。これにより、各銀行が消費者に請求する振込手数料も値下げ合戦が始まっている

www.yomiuri.co.jp


しかし、値下げといっても手数料がかかることに変わりはない。

今回は、振込手数料を無料にしようという話だ。


ネット銀行の優遇で、振込手数料を無料化しよう

私はもう何年も振込手数料は支払っていない。


というのも、ネット銀行の優遇で毎月振込手数料無料回数が設定されているので、それを使っているからだ。

例えばauじぶん銀行にはペイオフいっぱいの1,000万円を入れているので、それだけで毎月15回も他行宛振込手数料が無料になる。正直、こんなに振込を行うことはなく、枠を持て余している。

金融機関の窓口やATMで振り込みを行っている方がいるが、私からするとなぜネット銀行を使わないのか不思議でならない。



ネット銀行の優遇措置一覧

私の口座を保有しているネット銀行の優遇措置は以下のような形である。


コスパが良さそうなのはauじぶん銀行だろう。100万円入金しておけば、月8回まで無料になるので、一般的な決済需要はほぼ満たせるのではないだろうか。

他行宛振込手数料無料回数(2021/10/21現在)

※記載している金額は預入金額を示す。


ソニー銀行

  • 無条件:月1回まで
  • 300万円以上:3回

優遇プログラム Club S|MONEYKit - ソニー銀行

 

auじぶん銀行

  • 50~100万円未満:1回
  • 100~300万円未満:8回
  • 300万円以上:15回

じぶんプラス | auじぶん銀行

 

新生銀行

[現在]

  • 無条件:月1回まで
  • 100万円以上:5回

新生ステップアッププログラム | 新生銀行

 

[2022年5月1日以降(改悪)

  • 無条件:月1回まで
  • 100万円以上:3回
  • 500万円以上:5回

リニューアル後の「新生ステップアッププログラム」について | 新生銀行

 

楽天銀行

  • 10万円以上:1回
  • 50万円以上:2回
  • 100万円以上:3回

楽天ポイントが貯まって使えるハッピープログラム|楽天銀行

 

最新の情報は各銀行のWEBページてご確認ください。
新生銀行のように改悪することもあるから要注意です。

 

 

ネット銀行ならいつでも自宅で振り込みができる

金融機関に出向くのは面倒だ。
実際の店舗まで移動する必要があるし、窓口で対応してほしい場合、平日の限られた時間に訪れる必要がある。そしてなぜかいつも混んでいる。


ネット銀行であればそのような制限は一切ない。

私の場合、落ち着いて自分の時間を確保できるのは平日の22時以降になることが多い。この時間でもネット銀行であれば振込を行うことが可能だ。

銀行間の振り込みは、全国の金融機関が「全銀システム」を経由するが、従来は平日の午前8時30分~午後3時30分にしか全銀システムが稼働していなかった。2018年10月からはこの稼働時間を24時間に広がり、平日昼間以外の夜間や土日祝日でも銀行間での即時入金が実現された。


利用してみるとわかるが、土日祝日夜間であってもほぼリアルタイムで資金の移動が可能だ。しかも無料ときたら、これを使わない手はない。

f:id:investor_yukinori:20211022090554j:plain


たかが手数料。でもそのお金、節約して投資に使いませんか。

メガバンクであるみずほ銀行の振込手数料は以下の通り。

www.mizuhobank.co.jp



振込を行う場合、まとまった金額になるから多くの場合3万円以上だろう。

現在は他行宛に3万円以上の振込を行うと、最低でも320円かかる。

「たかが320円くらい別にいいじゃないか」という人はそれで構わない。

ドケチの私からするとそういう人は富裕層だ。

 

 

この320円という金額。

みずほ銀行の定期預金(1年)で得ようと思うとどのくらいの預入が必要だろうか。





20,000,000円だ。

(二千万円です。桁がたくさんで読みにくいですね)

金利が0.002%なので、

20,000,000円×0.002%=400円(税引き前利息)

税引き後利息で、319円となる。

このように考えるとバカにならない。

金利の現在において、定期預金だけでお金を増やすのは本当に難しいのだ。

月に1回振込を行うとして、年間最低3,840円。

ネット銀行を活用してこの金額を節約し、投資に回してみませんか?

好きな投資信託を買うもよし。米国株なら1株買える銘柄もたくさんありますよ。

 

米国高配当株ETF(SPYD)を購入して、配当金を貰った話

コロナショック直後の2020年5月に米国高配当ETF「SPYD」を5万円分購入。
その後、どのくらい配当金がもらえたのか説明します!

 

ETF投資のきっかけ

投資信託と国内株式の違いを考える

これまで投資信託、国内株式、米国株と3種類の商品を購入してきた。

私なりに投資信託と個別株式のメリット/デメリットをまとめると以下の通りだ。

  投資信託 個別株式
メリット ・長期の資産形成に最適(iDeCo、つみたてNISAなど)
・配当分を自動で再投資してくれるため、税制面でお得。
(配当が出るたびに税金を払わなくてよい)
・リアルタイムで売買可能
キャピタルゲイン(売買差益)、インカムゲイン(配当金)両方を狙える。
・銘柄によっては株主優待制度がある。
・運用管理費用(信託報酬)はかからない。
デメリット ・リアルタイムで売買できない。
・運用管理費用(信託報酬)がかかる。
・企業業績悪化による配当減少の可能性
・最悪のケースでは、100%減資=無価値化

 

投資信託と個別株式の良いとこ取り=ETF

これまでの投資経験を通じて私はこのように考えた。

国内株式としてみずほフィナンシャルグループ三菱UFJフィナンシャル・グループENEOSホールディングス、米国株式としてインテルを購入してきたが、数ある高配当銘柄を全部購入することはできない。

また、個別株式はその企業をとりまく環境の変化により無配転落、さらに最悪の場合は無価値化するリスクがある。

実際、日本航空は2010年2月20日付で上場廃止となり、100%減資に伴い無価値となった。現在の株価は再上場したものだ。

東京電力は2011年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故がきっかけとなり、未だ無配である。ちなみに、東京電力株も東日本大震災以前は超優良高配当銘柄の一つであった。それが一瞬にして状況が変わったのだ。

個別株には常にこういったリスクが付きまとう。

このリスクをヘッジ。つまり投資信託のように複数企業に分散投資した上で、リアルタイムで売買ができ、なおかつ配当金がもらえる商品はないだろうか。

つまり、投資信託と個別株式のいいとこ取りだ。

そんな都合の良い商品あるわけないよなー!

いや、あった。それがETFだ。

 

あらためてETFとは?

ETFとは“Exchange Traded Funds”の略で「上場投資信託」と呼ばれている。

国内/海外の他、株式/債券/リート等、様々なテーマ毎に商品化されている。

 

  ETF
メリット ・個別株式のようにリアルタイムで売買可能
キャピタルゲイン(売買差益)、インカムゲイン(配当金)両方を狙える。
分散投資できるから、無価値化する可能性が低い。
デメリット 投資信託同様、運用管理費用(信託報酬)がかかる。
・個別銘柄ではないから株主優待制度はない。
・個別株式同様、配当には課税される。

f:id:investor_yukinori:20211019231052j:plain



私のニーズにバッチリ合っていた米国高配当ETF

そんなETFの中でも「米国高配当ETF」という商品カテゴリがある。

米国株は国内株式と比較して高配当銘柄が多い。しかし、数が多いだけにすべての銘柄を購入することは不可能だろう。

また、個別銘柄の配当状況は常に変化するため、今現在高配当の銘柄が来年も高配当である保証はない。

そのため、個別銘柄で高配当を得ようと考えた場合、銘柄の入れ替えを意識しなければならない。だが、サラリーマンとしての本業がある中で、そんなことをやっている暇はないだろう。

「米国高配当ETF」は米国株の中から高配当銘柄に分散投資し、定期的に保有銘柄の入れ替えも勝手にやってくれる。その上、年4回の配当金も出してくれる。分散投資できるから無価値化する可能性も低い。


そんな都合の良い商品。それが米国高配当ETFだ!!!

まさに究極のマネーマシンだ。

f:id:investor_yukinori:20211019231141j:plain


ETFについて動画で勉強したい方にはこちらがオススメ!

ETFについて詳しく学びたい方は動画でも学べる。
毎度のことながら、中田敦彦さんのYouTube大学は理解しやすいと思う。

www.youtube.com

 

www.youtube.com


どんな商品があるの? ~おすすめの米国高配当ETF

名称 運用会社 ベンチマーク 構成銘柄数
SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF State Street社 S&P500高配当指数 約80銘柄
HDViシェアーズ コア 米国高配当株ETF Black Rock社 モーニングスター配当フォーカス指数 約75銘柄
VYM(バンガード 米国高配当株式ETF Vanguard社 FTSEハイディビデンド・イールド指数 約400銘柄

運用管理費用(信託報酬)が非常に低く、おすすめの高配当株式ETFを3種類挙げさせていただいた。
商品によって構成銘柄の特徴や、最低購入金額が異なるので、自分の考えに合ったものを選ぶと良い。

 

実際にSPYDを5万円分購入してみた

私がSPYDを選択したのは、単に基準価格が最も安く購入しやすかったのと、その時点での利回りが一番高かったからだ。

コロナショック直後である2020年5月12日と13日にSPYDを約50,000円分購入。

12日は単価26.72ドルで17株分約定、13日は単価26.98ドルで1株分約定となった。

f:id:investor_yukinori:20211019223509p:plain



SPYDの構成銘柄は?

現在の構成銘柄は以下の通り。正直、あまり聞いたことがない銘柄が多い。

f:id:investor_yukinori:20211019223135p:plain

2021年10月時点のSPYD構成銘柄

SPYDは年2回、数ある米国株の中から高配当銘柄を選定し、リバランスを行ってくれる。

こんな大変な作業を安価な運用管理費用でやってくれるなんて素晴らしい。

 

どのくらい配当金がもらえたのか?

これまでに配当金として合計43.39 USドル(現地税引後)を得ている。

約50,000円投資して約1年5か月で、4,956円(2021/10/19本日のレート114.24円換算)の配当。なかなかのパフォーマンスではないだろうか。

コロナショック直後こそ配当金が少なかったが、最近は増配傾向にあり、3か月に1回の配当金が非常に楽しみである。

f:id:investor_yukinori:20211019223855p:plain

SPYDからの配当金

バイ&ホールド戦略で配当金を再投資

SPYDから得られた配当金でSPYDを追加購入、つまり再投資をすることにより、複利効果で資産は増えていく。もちろん、SPYD以外の個別銘柄を買ってもいい。

実際、私はSPYDから得られた配当金で、AT&Tクラフト・ハインツといった好きな個別銘柄に再投資している。

f:id:investor_yukinori:20211019231111j:plain

 

stingyinvestor.hatenablog.com

 

 

なぜ、金融機関で米国高配当株式ETFを紹介してくれないのか?

運用管理費用(信託報酬)が非常に低く、年4回の配当金を得られる米国高配当株式ETFインカムゲイン(配当金)だけでなく、長い目で見ればキャピタルゲインも狙える。

本当の意味で生活者のためになる投資商品だと私は思う。なぜこのような商品を金融機関で紹介してくれないのだろうか?

それは、この商品を販売したとしても金融機関が得られる手数料が少ないからに尽きる。それよりも、あの手この手のセールストークで、金融機関の販売手数料が高い商品を紹介されるだろう。概してそのような商品は運用管理費用(信託報酬)が高く、ハイリスクであることが多い。残念だ。

現在の金融機関は皆さんの人生を豊かにするための投資商品選定を行うのではない。自社の手数料収入を最大化するためだけに動くのだ。だから、金融機関の窓口に行っても最初から米国高配当株式ETFを紹介されることは無いだろう。現在の金融機関が手数料収入を最大化する戦略をとっている限りどうしようもない。


したがって、賢い投資家は金融機関に頼らず、自ら勉強してこのような商品を選定すべきなのだ。

 

米国高配当ETF。興味を持った方はぜひチャレンジしてみてください!

 

減配発表直後、急落したJT株を買った話

 

狙っていた超有名高配当銘柄

日本たばこ産業という会社がある。日本国内においてたばこ販売を独占する会社だ。
日本政府(財務大臣)がJT株を33.35%保持しているため、半官半民と言える。

www.jti.co.jp


特徴的なのは利回りの高さ=配当金の多さであり、2020年度までは100株の保有で年間15,400円の配当金を手にすることができた。株価が2,000円だとするならば、利回り7.7%となり、大変お得な銘柄だった。

バイ&ボールドで配当金を狙う戦略の私としては以前から狙っていた銘柄である。

 

【2022年3月28日追記】

2021年度は減配とはなったものの、100株保有で年間14,000円もの配当金を手にすることができた。引き続き、国内株式で最も配当の良い企業の一つといえるだろう。

 


予算は20万円。少し足りなかった

JTの株価は2000円を少し上回る水準で推移しており、なかなか予算内に収まらなかった。ちょっとくらい予算を増やしても良かったのだが、気長に眺めていた。

 

減配発表による暴落

2021年2月9日、JTは減配を発表

これにより株価は一気に200円近く暴落し、節目の2,000円を割り込んだ。

https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/pdf/20210209_05.pdf

 

購入のチャンス!でもたばこ事業って今後大丈夫?

私としては絶好の買い場がやってきた。

しかし懸案は、減配するくらいなのだから今後たばこ事業は大丈夫なのかということだ。事業がシュリンクしていくのであれば心配だ。

 

冷静に考えると事業は手堅いし、配当は未だ高水準

しかし、冷静になって考えると半官半民のこの企業がつぶれる可能性はほぼないし、街中を見ると相変わらず愛煙家は存在する。(ちなみに私はたばこは吸わない)
会社の同僚でも「値上げしていくらになろうと俺は禁煙しない!」というおじさんも多い。私の印象ではシュリンク方向ではあるが、たばこが無くなることはないなと感じている。

減配とは言え、1株当たりの配当が154円から130円になっただけだ。
130円であっても年間13,000円。これは大きい。

 

既に国内事業だけの会社ではない

決算レポートを見ればわかるが、JTは既に国内たばこ販売だけの会社ではない。

グローバルでたばこ販売に関与しており、既に売上高の割合は海外の方が高い。

日本は少子高齢化が進み、社会の停滞感を感じざるを得ないが、まだまだ成長を続けている国では喫煙者が増えているところもあるのだ。そういった国々からの収益も期待できるし、このチャンスで投資しようと判断した。

f:id:investor_yukinori:20211013113824j:plain

 

減配発表の翌日に購入

減配発表の翌日である2021年2月10日に100株購入。

単価1,968円で約定となった。

 

その後の株価の動き

今回の暴落の底値は2021年3月4日の1,904円。

そこからは反発し、2021年10月現在では2,100~2,300円の間で推移している。私としては売却の予定はないが、若干のキャピタルゲインも確保できている。

f:id:investor_yukinori:20211013120706p:plain

TradingView提供のチャート

このように振り返ると、暴落時の底値で買えたらいいな~と思うのだが、現実として個別株を底値で買うことはほぼ不可能と思った方がいい。底値付近で拾えれば十分位の気持ちでいないと、なかなか購入の決断ができなくなる。

 

最初の配当金ゲット!!!

2021年9月1日。JTからの初めての配当金が振り込まれた。

1回の配当金で得られた金額としては過去最高の6,500円。

みずほFGの375円もうれしかったけど、これくらいの金額になるとうれしさ倍増ですね。

 

長期保有JT製の食品がもらえる←残念ながら廃止

私はまだいただいていないが、12月31日基準日の株主の中から100株以上を1年以上継続保有されている株主に対して、2,500円相当のJT製の食品がもらえることになっている。

WEBを見ると「ご飯セット」か「ご飯とカップ麺セット」がもらえるらしい。

私の場合はまだ1年未満の保有なので今年はもらうことはできないが、非常に楽しみにしている。

 

【2022年3月28日追記】

2022年2月14日、残念ながら株主優待制度の廃止が発表された。このプレスリリースによると、私がJT製の食品をもらえるチャンスは1回のみとなるようだ。貴重な1回を楽しみにすることにしよう!

 

www.jti.co.jp

コロナショックで落ちてくるナイフを掴んでみた話

 

2020年3月のコロナショック

新型コロナウィルスの感染拡大により世界が大混乱していた2020年3月13日の話である。
アメリカのトランプ大統領はこの日初めて東京オリンピック延期に言及。
日本国内も不安と恐怖が入り乱れていた。

f:id:investor_yukinori:20211011224935j:plain

 

米国市場では3月に入ってから既に2回もサーキットブレーカーが発動されていた。

media.rakuten-sec.net


当然、日本市場においても株価は大暴落しており、2月には23,000円台をつけていた日経平均株価は3月10日には20,000円を割り込む大暴落ぶりであった。


当時はどこまで下げるのか見当もつかなかった。

 

証券用語で「落ちてくるナイフはつかむな」という言葉がある。

www.nomura.co.jp


「短期間で株価が大暴落している時に投資をすると大けがをしますよ」という格言だ。

まさにナイフがどんどん落ちてきていた。
私のようなド素人が手を出すと大けがしそうな勢いだ。

f:id:investor_yukinori:20211011225012p:plain


コロナショック前から狙っていた銘柄

さて、私はコロナショック前から以下の3銘柄の購入を検討していた。
あらかじめ楽天銀行の口座に購入資金を準備し、日々の値動きをウォッチしていた。

 

コロナショック前に考えていた購入単価と2020年3月13日当日の株価は以下の通り。
暴落しているのが分かると思う。
当時はさらに暴落するのか全く予想できなかった。

銘柄名 購入予算 2020年3月13日当日の株価
ビックカメラ(3048) 1,200 763
JXTGホールディングス(現 ENEOSホールディングス)(5020) 500 327
三菱UFJフィナンシャルG(8306) 580 397

 

メチャメチャお買い得なのでは?購入を迷う。

その日は午前中はテレワーク。午後は出社の予定があり、もうすぐ家を出ようというときに株価が異様に下がっていることを確認。

ハイリスクではあるが、長期保有を考えれば購入のチャンスなのではないかとも考えた。この株価水準は企業の解散価値をも下回っており、パニックにより売られすぎていることは明らかであった。


短期的にはさらに暴落するかもしれないが、いずれ元に戻すだろう。
手元にキャッシュはある。

 

でもどうしよう。迷う。正直損したくない。

こんなときにケチ精神が無駄に発揮される。

早く決めないと出発する時間はもうすぐである。

 

私は移動時間中に取引をしたくない。
会社事務所の中では株取引などできないから、今日はこの後、落ち着いて株取引をする時間はない。そして今日は金曜日だ。このチャンスを逃すと来週月曜日まで待たねばならない。

さらに、翌週は月曜日の朝イチから金曜日まで丸々大阪への出張が入っていた。
出張先の大阪で株取引をしている余裕はなさそうだ。

 

 

つまり買うなら今しかない。

買うのか買わないのか、決断しなければならない。

 

 

さあどうする!?

f:id:investor_yukinori:20211011225039j:plain



 

 


ナイフを掴む決断

そして私は決断した。3銘柄すべて100株ずつ購入。

時間がなかったので、すべて成行で3銘柄注文。

f:id:investor_yukinori:20211011225650p:plain



約定を確認してから会社へ向かった。
その日以降は仕事が忙しく、しばらく株価チェックは行わなかった。

ただ、心のどこかでは心配しており、翌週の大阪出張では、ガラガラの心斎橋筋商店街をなんばまで一人で歩き、ビックカメラなんば店を見て「ビックカメラがなくなるなんてありえないよな~」なんてぼんやり考えていた。振り返ればそういう直感は正しかったのだが。

 

ナイフを掴んだ結果どうなったのか?

コロナショックの底は、日経平均株価ベースだと2020年3月19日の16,552円であった。そこからは徐々に値を戻し、翌年2021年2月には30,000円台を回復するのである。
よって、この時の私の決断は結果としては正解であり、ほぼ底値で3銘柄を購入することができたのである。ラッキー!


コロナショックを受けてビックカメラは一時減配

この3銘柄を選んだ基準はいわゆる高配当銘柄だったことだ。

ビックカメラは配当金こそ少ないが、株主優待として送付される「お買物券」の価値を評価していた。なにしろ私は大の家電量販店好きだから、この券の使い道に困ることはない。

よって、ビックカメラの配当金にはあまり期待していなかったのだが、2020年8月期の期末配当は前年の10円から3円に大幅減配。100株保有だから本来1,000円もらえる予定の配当金が300円になった。

ただ、2020年上期の大混乱ぶりを考えれば配当金が少ないくらいは我慢できる。緊急事態宣言下でそもそもお店の営業ができていなかったし、仕方のないことだ。ビックカメラのお買物券は入手できたし、大満足だ。

ちなみに、JXTGホールディングス(現 ENEOSホールディングス)と三菱UFJフィナンシャルGはコロナ禍でも減配はなかった。

企業特性が違うとはいえ、さすがである。


2021年は回復基調、そして気長にホールド

その後株価は回復基調をたどり、それなりにキャピタルゲインも発生した。
しかしながら、私の戦略はバイ&ホールドであるから、そのまま現在に至るまで継続保有している。


ナイフを掴んだ話を振り返って

今回はたまたま良いタイミングで購入できてよかった。

しかし、さらに暴落して株価が下がった可能性もあったわけだ。

その時に動揺しないでいられただろうか。

私が今回購入したときは、最悪この金額はなくなってしまってもよい覚悟であった。

そのような心境(達観?)にならない限り、ナイフを掴むのは精神健康上あまりよくないと思う。


暴落=大バーゲン

株式相場において暴落は必ずやってくる。しかもそれは突然やってくる。リーマンなのかコロナなのか理由は変われど、将来必ず起こるだろう。

バイ&ホールド戦略であれば暴落時のスタンスは静観が望ましいが、キャッシュに余裕があれば絶好の買い場ともいえる。大バーゲンだ。

いつでも購入できるように一定の現金が確保されていると強いと思う。


あらためて私なりの暴落時の心構え

  • パニックになって保有銘柄を売却しない
  • iDeCoには触らない。暴落していても必ず戻る。
  • キャッシュに余裕があれば、大バーゲン銘柄を購入するチャンス。
    ただし、直後に暴落しても動じない強い心を持て!

 

stingyinvestor.hatenablog.com

 

30代でメルセデスベンツを購入するべき6つの理由

この記事はこんな人に向けての内容です

メルセデスベンツに憧れている。一度は乗ってみたい。

国産車と比べたときの、メルセデスベンツの良さを知りたい。

・維持費がどのくらいかかるのか不安。

・購入するにはまだ若すぎるかな?と思っている。

・高級感漂うディーラーには怖くて入れない。

・新車の見積をとったけど、高すぎて諦めた。

メルセデスベンツの中古車って本当に大丈夫なのか知りたい。

実際に38歳の時に国産車日産ノート)から、中古のメルセデスベンツに乗り換えた私が、 30代で保有すべき理由を説明していきます!

 

 

はじめに ~私とクルマの関わり~

小学生のころからクルマが大好き。
勉強せずに分厚いカーセンサーを読みふけって親に怒られていた変態野郎だ。

 

私の車

メルセデスベンツ・Bクラス(W246型)
2015年式

f:id:investor_yukinori:20211011083030p:plain

f:id:investor_yukinori:20211011083056p:plain

どうでしょうか。メルセデスベンツいいですよね。
それでは行きましょう!

 

理由①:クルマとしての基本性能が圧倒的に優れている

メルセデスベンツの企業スローガン「Das Beste oder nichts(最善か無か)」。
「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能が圧倒的に上質だ。

f:id:investor_yukinori:20211011084801p:plain



高速安定性

高速巡行時の安定性には驚いた。
よく、高速道路の一番右側の車線をベンツが飛ばしていることがある。
これについて、実際に運転してみると飛ばしている感覚はない。
国産車で80kmくらいで巡行している感覚でも、実際の速度は120kmくらい出ている。クルマとしての基本性能が優れているので、いくらでもスピードが出せそうな錯覚に陥る。アウトバーンで200km以上の巡行が可能なポテンシャルがあるのだから余裕である。
但し、余裕だからと言ってスピードを出し過ぎないように注意しなければならない。また、ついつい追い越し車線を走りがちだが、煽り運転と思われないように気を付ける必要がある。

 

高速走行時、レーダーセーフティパッケージ搭載車では、ディストロニックプラス(いわゆるクルーズコントロール)が便利だ。前車に追従する形でアクセルとブレーキを自動操作してくれる。設定操作も直感的でとても使いやすい。

この機能は長距離ドライブにおいて、かなりの負担軽減となる。
似たような機能は国産車でも設定はあるが、特徴的と感じたのはかなり高速域まで設定できることだ。日本では到底使わないような速度域まで設定することができる。この辺りも余裕を持った性能を持っている。

 

発進はゆっくり

あえてゆっくり発進するところも気に入っている。
ベンツに乗ってみると、発進時に国産車の感覚でアクセルを踏んでも非常にゆっくりとしか動かない。国産車と同じスタートをしたければちょっと踏み込む必要があるだろう。つまり、これは周囲の安全を考慮していると言える。
都市部では歩行者やバイクが多いし、慣れてくるとベンツのゆっくりスタートは安心だ。たまに国産車に乗ると、ロケットスタートが怖く感じるほどだ。

 

頼れるブレーキ

メルセデスベンツには「シャーシはエンジンよりも速く」という理念がある。
エンジンパワーだけでなく、車体や各制御部品がそれにふさわしい十分な性能を持つということだ。

この点において私が特に感心したのはブレーキ性能だ。

f:id:investor_yukinori:20211011084513j:plain

国産車に乗っていた時に不安を感じていたのは、雨の日の下り坂でブレーキが利きずらいことだ。止まりたい位置がかなり先であっても、結構前から意識してブレーキを踏んでいた。
その点、メルセデスベンツは下り坂だろうが雨だろうが、どんな状況でもしっかり止まる。正直、こんな車があることに感動した。国産とは全く別物だ。

ブレーキダストはすごいです。こまめに洗いましょう。

 

頑丈なシャーシ

ピラーの太さが国産と比較して太く、全体的に鉄の塊に守られたような安心感がある。大切な人を乗せる機会がある方は、万が一のことを考慮すると安心感を得られるのではないか。

30代ともなれば様々な人を乗せる機会も多いだろう。

f:id:investor_yukinori:20211011084531j:plain



ドアを閉める音が上質

ドアを閉める際は「ボスッ」と低い上質感のある音でしっかり閉まる。
国産車の「バーン」といった感じとは大違いだ。

その分ちょっと重いです

f:id:investor_yukinori:20211011084545j:plain



理由②:高級感のあるインテリア

最近のメルセデスベンツはクラスに関係なくインテリアイメージを統一している。
国産のコンパクトカーとは一線を画す高級感だ。
レザーやクロームメッキの使い方も落ち着いていて大満足である。

f:id:investor_yukinori:20211011084603j:plain



インテリアのライト一つとっても間接照明のようになっていたり、消灯時もパチッと消えるのではなく、スーッと段階的に消灯する。
細かい点だがこの辺りも上質さを感じた。

ウィンカーは国産車と左右逆なので要注意。

f:id:investor_yukinori:20211024151348p:plain



 


理由③:しっかりしたシート

分厚くしっかりと体をホールドしてくれるシート。国産車とは疲れ度合いが異なる。
よく言われていることだが、長距離移動してみるとよく分かる。
また、シートベルトはカチっとしめた後、自動で巻き上げてくれる。この辺りも気に入っている。

f:id:investor_yukinori:20211011084653j:plain


理由④:若いうちからグローバルで評価されている高品質なプロダクトに接した方が良い

メルセデスベンツはお金持ちシニアだけが乗る車ではない。
「年を重ねてお金がたまってから乗った方がいい」という考え方はもったいない。
乗りたいときに乗るべきだ。
だいいち、将来お金が貯まる保証なんてどこにもないのだ。

人生の早いタイミング。
皆さんが元気なうちにグローバルで認められた良い車に乗って、幸せになってほしい。

SクラスとEクラスしかなかった時代と比べ、現在はラインナップが増えており、ターゲット年齢も下がっている。
Aクラスベースのコンパクトクラスは比較的リーズナブルな上、車としての基本性能はしっかりしている。

若いという点では、10代や20代で乗っても全く問題ないだが、中古でも程度の良いクルマはそれなりに予算が必要だ。
具体的に300万円程度の予算を確保可能な年齢として30代とさせていただいたが、
若くして予算潤沢な方にはぜひメルセデスベンツを検討してもらいたい。

 

理由⑤:保有することの満足感

憧れのメルセデスベンツ保有しているという満足感。
これは相当にレベルが高い。良いモノが欲しい30代にはちょうど良いと思う。
行き先がダイソーであってもマクドナルドであっても、ガレージにで行くだけでテンションが上がります。

 

理由⑥:周囲の人からのイメージアップ

クルマというのは少なからず、オーナーの経済力を示すアイテムでもあり、
メルセデスベンツというブランドには相当なインパクトがある。

f:id:investor_yukinori:20211011084723j:plain

車に詳しくない人からすると、ガレージにメルセデスベンツが止まっているだけで
「すごい!」「お金持ちなの?」という印象に映るようだ。
親戚の集まりに乗り付けるだけでちょっと自慢できるかもしれない。
実際、中古のメルセデスベンツであれば、新車の国産ミニバンよりも安く買えてしまうのだが、そいういうことを知っているのは車に詳しい一部の人であって、世の中の大部分の人は「メルセデスベンツ=金持ち」くらいの画一的なイメージだ。

また、友人を乗せるときもちょっとしたネタになる。
ベンツに乗ってみたいという人は意外に多く、結構喜んでもらえる。

自動車ディーラーに行くと「少なくともベンツを新車で買えるくらいの客」と思ってもらえる。実体験として、日産ノートに乗っていた時より自動車ディーラーの接客は良いと感じている。

 

 

ここからはよくある質問に答えていきます!

 

中古車のお得で安心な購入方法は?

お店選びが重要

新車で購入するなら正規ディーラーの「YANASE」か「シュテルン」になる。
見積をとってみるとわかるが、かなり高い。
少し値引きが入ることもあるが、300万円の予算ではAクラスでも話にならないだろう。

そこで正規ディーラーの認定中古車でもいいのだが、その後の点検費用や消耗品がバカ高い。

また、TVキット(走行中にTVが見られるようにする部品)を付けてほしいような場合でも、正規ディーラーでは断られるばかりか、「仮に取り付けた場合にはその後の点検を一切受け付けない」といった塩対応を受けることになる。とにかく融通が利かない印象だ。

お店を見た目だけで選んではいけない。
美人のアシスタントがおいしいコーヒーを出してくれたり、カッコイイ担当営業がいるというのは、お店との長い付き合いとは関係のないことだ。

よって、私は正規ディーラーからメルセデスベンツを購入するのはおすすめしない。

ではどうすればよいのか。


信頼のおける地元の業者にお願いして、オークション経由で購入

私がおすすめするのは、信頼のおける地元の業者にお願いし、オークション経由で購入することだ。
自動車オークションは一般に公開されていないため、それ自体を知らない方が多いと思うが、目利きの利くプロの仕入れ担当にお願いすれば、安価で高品質な中古車を購入できる。
地元でオークション代行を行ってくれる業者を探してみてほしい。
欲を言えば、自社整備工場を持っていて、メルセデスベンツの整備に精通していると尚よい。
車検や消耗品の価格も正規ディーラーと比べてかなりリーズナブルなはずだ。

 

私のベンツの値段

私のBクラスはほぼ未使用車をオークション経由で購入し、

コミコミで280万円でした。

フルオプションなので、正規ディーラーで新車購入すると400万円以上することを考えるとお得ですよね。

 


ベンツらしさはEクラス以上って聞いたけど実際どうなの?

「Aクラスベースのコンパクトクラスは本来のメルセデスベンツらしさは味わえない」とか、「ベンツは最低Eクラス以上」という意見を見かけるが、まったくそんなことは無い。
自動車の専門家であれば違いが分かるのだろうが、私のようなド素人からするとBクラスでも十分に重厚な高級感を味わうことができる。
また、現実的に日本の公道を走るのであればコンパクトクラスの方が取り回しやすい。
Bクラスでも国産車と比べるとかなり大きいのだ。

安心してメルセデスベンツのコンパクトクラスを検討してほしい。

 

維持費用について

故障の有無

中古車として購入して3年間。大きな故障は一度もない。


燃費

街乗りで8km/Lくらい。ハイオクだからコスパは良くない。
これが気になる人は国産ハイブリットや軽自動車に乗った方がいいだろう。


自動車保険

東京海上日動、20等級、車両保険付で会社の企業割引が入って年間55,000円くらい。
ネットの自動車保険だともっと安くすることも可能だ。


車検費用

約130,000円/回


消耗品

タイヤ:約80,000円(コストコ)でこれまでに1回だけ交換
バッテリー:約60,000円でこれまでに1回だけ交換
オイル:約7,000円/回で半年に1回交換

国産車と変わらず維持できることがお分かりいただけるだろう。

 

試乗してみたいけど、ディーラーの雰囲気が怖い&営業されるのが嫌

この気持ちよく分かります。
YANASEにしてもシュテルンにしても独特の雰囲気がありますね。

そこで、東京/大阪で展開するメルセデス ミーをおすすめします。

www.mercedesme.jp

この施設は販売機能を持たないブランドストアになる。
分かりやすく言うと、無料で試乗だけできる。
購入するつもりがなくてもSクラスやGクラスを運転することだって可能だ。

最近はテレビで紹介されたこともあり、予約なしで訪れても試乗できないことがある。事前に予約してから行った方が良い。
本当に試乗だけできる。煩わしいセールスは一切ない。おすすめだ。

人生で初めて、六本木でベンツ(Aクラス)を運転したときは感動しました!
その後、いろいろなクラスに乗ってすっかりメルセデスベンツのファンになりました。
実はイベントで上野金太郎社長に会ったこともあります!

 

 

さいごに

皆さまの疑問や不安が少しでも解決されたら幸いです。
東京/大阪にお住まいの方は、まずは気軽にメルセデスミーに足を運んでみてはいかがでしょうか。
メルセデスベンツに興味のある方なら、きっと素敵な体験ができると思います。

何か質問があれば遠慮なくコメントください!
お読みいただきありがとうございました。

【米国株投資】5,000円でインテルの株主になって配当金をもらった話

 

今回は米国株投資にチャレンジした話です。

 

手数料改定により米国株投資が身近に!

国内株式について勉強している中で、米国株にも興味は持っていた。
特に、最低投資単位が1株なので少額でも投資しやすいことと、配当金が4回/年支払われることに魅力を感じていた。

しかしながら実際の投資に至らなかった理由は当時の手数料の高さである。
これが2019年7月22日以降、下限5米ドルの設定が撤廃されたため、ほとんど手数料を気にすることなく米国株への小額投資が可能になった。

これを機に私も米国株投資にチャレンジすることにした。

 

2019年7月19日の現地約定分まで 2019年7月22日の現地約定分から
約定代金の0.45%
下限5米ドル、上限20米ドル
約定代金の0.45%
下限0米ドル、上限20米ドル

www.rakuten-sec.co.jp

f:id:investor_yukinori:20211007120446j:plain

 

銘柄選定で迷う。身近なところから選定

米国株においても投資の基本方針は変わらない。
バイ・アンド・ホールド。インカムゲイン(配当金)狙いである。
従って、配当金が出ない銘柄は対象外とした。

さて、私はIT業界に勤務しており、商品の一つとしてお客様にパソコンを購入いただく機会は多い。身近なところから考えて、例えばパソコンと米国株の関係を考えてみるとこのような感じだ。

構成要素 商品名 関連銘柄
OS Windows マイクロソフト(MSFT)
CPU Corei5 インテル(INTC) 
HDD/SSD エスタンデジタル (WDC)
シーゲイト・テクノロジー(STX)
グラフィックカード NVIDIA エヌビディアコーポレーション(NVDA)

f:id:investor_yukinori:20211007114910j:plain


お客様がパソコンを購入するということは、これら米国企業製のプロダクトが半強制的にセットされることになる。

特に法人向けPC市場においてはOSはほぼ100%Windowsであるし、Officeを同時購入されるお客様も多い。マイクロソフトインテルの商品は特に意識しなくても売れていくのだ。

CPUについては一部、AMDの商品が出てきているが、多くの場合インテル社製CPUが選択されている。

マイクロソフトインテルのビジネスは、現場にいる立場としては手堅さを感じている。

 

調査したところ、この中で最も安価に投資できるのはインテル(INTC)であり、配当金は1.2ドル/年、これを3か月ごとに0.3ドルずつ受け取れることが分かった。

3か月ごとに約30円受け取れるとは面白い。しかも、自らが日々IT機器の選定で接している企業である。よって、初めての米国株投資はインテル(INTC)を選定した。

 

銘柄選定で迷ったらこの本がおすすめ

米国株は我々日本人が知っている世界的有名企業も多いが、あまり聞いたことがない銘柄もある。

以下の書籍は米国株投資を行う上で非常に参考になるのでおすすめだ。

バカでも稼げる「米国株」高配当投資 バフェット太郎(著)

購入すべき銘柄リストもしっかり記載がありますよ。

 


動画で勉強したい方はこちら

本を読むのが面倒だという人はYoutubeでもいい。

中田敦彦さんのYouTube大学は理解しやすいと思う。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

購入単位は「ドル」。為替は自動で変換してくれる

例えばインテルの株価が1株50ドルだったとする。1ドル100円だとすると日本円で5,000円だ。
これを実際、どのように購入するのか不安だった。ただ、そこは心配しなくていい。
円決済することで、自動的にその日の為替レートを適用してドルに両替された上で自動決済される。

 

つまり、米国株を日本円で購入する際には2つの手数料が発生する。

  • 為替手数料
  • 購入手数料

実際の為替レートより少し多めに入金しておくとよいだろう。

 

実際に購入してみた

2019年8月13日、楽天銀行に株式購入用の資金を入金。
インテル(INTC)を1株注文。約定となった。このように米国株は1株単位の取引が可能だ。

国内課税分を非課税とするためNISA口座で購入した。
約定価格は45.90ドル。手数料を含め、口座から引き落とされたのは4,872円。
これらの計算はすべて自動で行われる。

f:id:investor_yukinori:20211007173900p:plain

これで私もインテルの株主だ。

1株だけですけどね・・・

 

国内株式との違い

  1. 米国株もNISA口座で購入できるが、非課税となるのは日本の税金分だけだ。
    アメリカでの配当税10%は発生する。
    ADR銘柄は銘柄によって税率が異なります。詳しくはこちら。

  2. 配当金はドルで入金される。
    入金されたドルを利用して米国株を購入することも可能だ。その場合、円貨決済ではなく外貨決済を選択すればよい。

  3. 株主総会の招集や経営状況の報告などは送られてこない。株主優待もない。
    米国株の長期保有で得られるベネフィットはシンプル。キャピタルゲイン(株価の上昇)とインカムゲイン(配当金)だけ。

 

配当金ゲット!!!

2019年12月6日になり、インテル(INTC)から初めての配当金が入金された。
米国株は1年に4回配当金が支払われる。初回は米国での配当課税後で0.29ドルが支払われた。
以降、以下のように3か月ごとに入金されている。

f:id:investor_yukinori:20211007115921p:plain

インテルからの配当金

 

米国株は定期的に増配する銘柄が多い。
インテル(INTC)も2020円3月と2021年3月に増配しているのが分かる。

 

さいごに

米国株は手数料が引き下げられたことで国内株式と同じように簡単に投資できるようになった。
最低1株から購入できる分、国内株式より最低投資額が低く、チャレンジしやすいともいえる。
また、成長性という観点からも日本株より米国株の方が期待できる。

興味を持った方には、ぜひチャレンジしてもらいたい。

みずほFGの株主になって配当金を得るまでの話

 

いよいよ個別株への投資にチャレンジします!

 

株式投資へのチャレンジ

ポイント投資による投資信託の購入で一通りの知識を得ることができたため、iDecoの運用は安心して放置することができた。iDecoについてはこれ以上何かすることはない。
一方、ポイント投資で投資信託保有しても、まとまった金額を長期保有しない限り、あまりメリットがないことも分かった。

そこで私は次なるチャレンジを行うことにした。国内株式への投資だ。
投資関連の雑誌の表紙には、株主優待とか配当金生活といった夢のような言葉が躍る。
株主や配当金というキーワードにはある種の憧れがあったし、リアルタイムで売買してみたいという思いもあった。


銘柄選定 ~祖母の思い出と銀行株~

2018年末に幼少のころから大変お世話になった祖母が亡くなった。

95歳だから大往生と言えるだろう。
葬儀でお手伝いをさせていただいた関係で、お礼をいただくことになった。
祖母からもらう最後のお小遣いのようにも思えた。

f:id:investor_yukinori:20211006114424j:plain

生前、祖母は銀行員という職業に厚い信頼を寄せていた。

まじめに勉強していい学校に行けば、いい会社に入れる。銀行員は優秀。古き良き時代。

そこで、祖母との思い出を感じながら、自己資金を追加して銀行株の投資に使わせてもらうことにした。
配当金は祖母からのお小遣いのようではないか。

お金の流れにストーリーができたようでうれしい。

国内株式の場合、売買単位は100株だから、多くの企業ではまとまった資金がないと単位株の取得は難しい。
当時、少額で単位株の購入が可能かつ、名の知れた有名企業を探した結果、みずほフィナンシャルグループ(8411)の株式を購入することにした。


保有の狙い

私の基本戦略はバイ・アンド・ホールド。
つまり、キャピタルゲイン(売却益)ではなく、インカムゲイン(配当金)狙いである。
サラリーマンとしての本業があるため、株式投資ばかりに時間を割けないというのが本音だ。

みずほフィナンシャルグループ(8411)100株保有で年間750円の配当金を得る計画。
NISA口座で購入すれば非課税である。最高だ。

 

ちなみに、みずほ銀行の定期預金で年間750円(税引後)の利息を得るにはどのくらいの資金が必要だろうか。

4,700万円だ。もちろん、私にそんな大金はない。

 

株式投資と定期預金の比較(1年間)

  必要資金 金利(利回り) 税金 税引き後利益
株式投資 16,000 4.688% 0 750
定期預金 47,000,000 0.002% 190 750

株式投資にはリスクがあるので単純比較はできないが、定期預金と比較して株式投資から得られる利回りがいかに高いかお分かりいただけるかと思う。

 

初めての株式購入!憧れの株主に。

2019年5月20日楽天銀行に株式購入用の資金を入金。
みずほフィナンシャルグループ(8411)を成行で注文。すぐに約定となった。

非課税とするためNISA口座で購入した。
約定価格は160.5円。100株単位の取引だから16,050円(手数料は別)だ。

生まれて初めて「株主」になった瞬間であった。

実際の印象は・・・正直何も感じなかった。
モノやサービスを購入するのではないから、物理的に何かが手に入ったり何らかのサービスが提供されるわけではない。

ただ、10年前にノックイン投信を購入した時のように「何に投資しているのか分からない」ということは無かった。
少額ではあるが、特定企業の株に投資をしていることは理解できる。

みずほ銀行


そして、売却したければいつでも売却できるし、ずーっと持っていても良い。
ノックイン投信のように運営側が定めた期限で償還されるようなことは無い。


最初は値動きが気になる

私の注文が約定した次の瞬間から株価は常に変動している。
購入した後に株価が下がるというのは株式投資においてよくあることだ。

しばらくは日々の株価変動が気になった。気持ちとしては1円も損したくないから。
しかしながら、だんだんと値動きにも慣れてきた。上がる日もあれば下がる日もある。
売却して損益を確定しない限り、損失や利益は確定ではない。

従って、画面上で損失が出ているように見えてもいちいち気にしなくてよい。

私もだいぶ大らかになったものだ・・・


うれしい配当金ゲット!!

2019年12月6日になり、みずほフィナンシャルグループ(8411)から初めての配当金が入金された。半期分だから750円÷2で375円だ。
その前日付近には分厚い封書が届き「株主の皆様へ」といった形で経営状況の報告等が入っていた。
こういう封書を受け取るのも憧れだったのでうれしい。

その後は2021年10月の現在に至るまでみずほフィナンシャルグループ(8411)の株は保有し続けている。
株式併合の影響で保有株が10株になってしまったため、株主通信や株主総会の案内は来なくなってしまったが、配当金は継続しており年間750円ずつ頂いている。


配当金の使い道は?そして米国株の検討へ

私は配当金は再投資する戦略だ。

複利効果を狙うのであれば配当金は再投資するのが良い。

但し、国内株式で750円で単位株、つまり100株を購入できる会社は(ほぼ)ない。
投資信託なら購入可能だが、他の会社の個別株式を購入してみたかった。

もっと少額で投資できる商品はないだろうか?

これをが米国株投資を始めるきっかけとなった。